サマータイムの意味は?メリット・デメリット、省エネ効果と経済効果

サマータイム、夏時間

簡単に言えば、夏に向けて「時計を1時間進める制度」ですが、それって実際、どうなんでしょう?

  • メリット・デメリットは?
  • 省エネ効果はあるの?
  • 経済効果は?

アメリカでは長年、導入されているサマータイム

その体験談から、日本でやったらどうなるか?を考えます。

サマータイムの意味

サマータイムは、夏のある一定期間に時計を1時間進めて、電気を節約する夏時間のことです。

アメリカではデイライトセービングタイム(DST)と呼ばれ、

3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで

ヨーロッパでは、

3月の最終日曜日から10月の最終日曜日まで

行われています。

 

 

サマータイムの始まる時間をご存知ですか?

それは午前2時

例えば2018年は3月11日がサマータイムの始まる日です。
時計は午前2時になると3時になり、1時間失う訳です。

デイライトセービングタイムという癖に、
サマータイムが始まる時は、1時間減るという不思議^^;

でも終了時には逆に増えます。

時間は同じく午前2時。
時計が午前1時に戻ります。

つまり、1日が25時間。
普段より1時間多く寝ることができます^^♪

サマータイムの効果は?メリット・デメリット

1. 省エネ効果・節電効果

サマータイムは、ベンジャミン・フランクリンが日光を利用することでロウソクを節約しようと始まった、という話があります。

照明を利用する時間帯が変わることで、電力が減る可能性はあります。
しかし、夏の電力消費で大きいのは冷房です。

サマータイムに、省エネ・節電効果はあるのでしょうか?

 

アメリカのサマータイムは、今は3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までですが、実は2007年より前は、

4月の第1日曜日から10月の最終土曜日まで、今より1ヶ月くらい短かったのです。

この制度変更の前と、後とで、エネルギー消費にどのくらい変化があったかを調べたデータがありました。

結果は、残念ながら、ほぼ変わらないものでした。

照明や冷房の省エネ効果も期待されていた訳ですが、節電効果はないようです。

ロシアでも、省エネ効果はないと、2011年にサマータイムを廃止しています。

2. 残業時間の変化

サマータイムは時間が1時間ずれるだけなので、本来なら残業時間に変化はないはずです。

 

しかし2004年から2006年、北海道でサマータイム導入の実験を行なったところ、労働時間が増えたという回答が30%ほどありました。

どうやら、取引先がサマータイムに対応していない場合は、自分だけ帰りにくいなどの理由から、残業時間が増えてしまったようです。

この問題は、サマータイムの徹底を周知をしないと解決しないかもしれません。

中途半端なやり方だと、従業員の不満が募るばかりになってしまいます。

 

アメリカのように割り切って帰れる国民性でない日本では、企業がしっかりしないと、残業が増える可能性大!です。

3. 体への影響

医学誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・カーディオロジー』は、サマータイム開始1週目に心臓発作が増加すると発表しています。

また交通事故が増える傾向があるという専門家もいます。

 

毎年サマータイムを経験している1個人としての意見ですが、結構、この1時間の時差は、体と心に影響がある気がします。

時計自体は日曜日で合わせてしまえるのですが、体が本当に慣れるのには1週間はかかります。

特に歳と共に慣れるのに時間がかかるようになってきました。

 

また、夜の8時でも明るいので、子供は外遊びが長くなるでしょう。

花火大会、七夕、肝試しなど、夏の夜の風物詩は、軒並み、時間帯が遅くなり、子供達の寝る時間が遅くなってしまうと思います。

実はアメリカがまさにこれで、花火大会は9時半過ぎの開始です。

 

でもその反面、明るい時間が長いと、犯罪率は減るかもしれないと思います。

4. 経済効果

帰宅が早くなり、明るい時間が長くなったことで、余暇を楽しむことができます。

外に出る機会が増え、外食、習い事、イベント活動など、消費が増えるでしょう。

また日本でサマータイム導入が決定した場合、対応した電化製品、コンピューターが次々に発売されるでしょう。

そして買い替えのため、一時的に経済が潤うことが予想されます。

でもその後の大量なゴミ問題を考えると、環境的には優しいとは言えません。

 

私もサマータイム切り替え時には、家中の電化製品の時計を毎回、変えています。
非常に面倒です。

中にはそのままにして、次の夏時間を待っていたりします^^;

コンピューターは自動で変わるので、メインの時計さえいくつか変えておけば、結構なんとかなったりします。

まとめ

サマータイムの意味、メリット・デメリット、省エネ効果と経済効果、いかがでしたでしょうか?

  • 省エネ・節電効果は余り期待できません。
  • また残業時間に変化はないはずですが、日本の国民性だと、増える可能性があります。
  • 体の影響は、少なからず負担があります。
  • 経済効果は、余暇が増えることで期待できますが、対応機器買い替えは、環境のことを考えると、疑問を感じます。

やはり、日本でのサマータイム導入は、デメリットの方が多い気がしますね。

皆さんは、どう思われましたか。