カリフォルニアの花

カリフォルニアの花を特集!圧巻の州花の花畑、よく見かける花も紹介

こんにちは、2000年からシリコンバレー在住のMAKIです。

カリフォルニアは冬が雨季に当たります。

日本ほど温度は低くなりませんが、日が短く、雨の日が続くと気分もなんとなくブルーになりがちです。

しかしサマータイムの始まる3月を過ぎると、雨も少なくなり、町で綺麗な花が見られるようになります。

春の訪れを感じる桜は日本庭園くらいにしかありませんが、カリフォルニアの花もなかなか美しいですよ!

この記事では、

  • カリフォルニア州の州花とは?
  • 州花が見られる花畑とスポット5つ
  • よく見かける7種の花たち

をご紹介します。

※カリフォルニア州は日本がすっぽり入るくらい大きいので、北と南では花の種類や開花時期が微妙に違うかも知れません。
※私は北カリフォルニア在住なので、そっちよりの記事になっていることをご了承ください。

カリフォルニアの州花

カリフォルニアの花と言えば、まずは象徴と言われる州花ですね。

カリフォルニアポピーハナビシソウ

カリフォルニア州の州花はハナビシソウです。

ケシ科ハナビシソウ属、アメリカではカリフォルニア・ポピーと呼ばれます。

北アメリカ西部が原産地の、寒さに強い耐寒性の一年草(種から発芽、開花、種を残すまでが1年以内)で、虫にも強い丈夫な花です。

日当たりが良く、水はけの良い場所なら、手を掛けなくても元気に育ち、春から秋に鮮やかな花を咲かせます。

州花に決まった経緯

1890年代、アメリカの植物学者サラ・レモンがカリフォルニア・ポピーを州花にと提唱したことが始まりです。

カリフォルニア議会で可決され、1903年に公式の花となりました。

カリフォルニア州花協会が州花として押していた、マリポサユリやツリーポピーを大きく引き離しての決定です。

ツリーポピーツリーポピー

カリフォルニア州のニックネームは1968年に公式となった「ゴールデン・ステイトGolden State)」!

由来は1848年のゴールドラッシュの他、カリフォルニア・ポピーが一面に咲き、陽の光に黄金に輝いて見えるから、というのもあります。

まさに州花にふさわしい花ですね。

 

象徴となったカリフォルニア・ポピーは、以下のものに描かれています。

  • カリフォルニアに入る道路沿いの歓迎標識
  • シーニックハイウェイの標識
  • ヘンリー王子との結婚式で、メーガン・マルクスのベールの刺繍
    (英国のファッションデザイナー、クレア・ワイト・ケラーが担当)
  • サセックス公爵夫人となったメーガンの紋章

サセックス公爵夫人メーガンさんは、カリフォルニア州ロサンゼルスの出身です^^

また、4月6日はカリフォルニア・ポピーの日と定められています。

カリフォルニア・ポピーが見られるところは?

カリフォルニア・ポピーは学校、公園、分譲アパートや裁判所の花壇で栽培されていることが多いです。

また野生のものは、道路沿い、空き地などでも見ることができます。

南と北の気候の違いから、北カリフォルニアでは南カリフォルニアのような群生は見られません。

どうせ見るなら、金色に輝く辺り一面カリフォルニア・ポピー!そんな光景が良いですよね?

花畑ならアンテロープバレー・カリフォルニアポピー保護区

アンテロープバレー・カリフォルニアポピー保護区(Antelope Valley California Poppy Reserve)が一番のオススメです。

広さは1800エーカー(約7.3平方キロメートル)もあります。

様子がとてもよく分かる動画がありましたので、貼っておきますね。
風に揺れるオレンジの花が綺麗です。
ピーク時はかなり渋滞するとのことで、駐車場がいっぱいの様子も分かります。

場所はランカスターの西15マイル(24 km)、ロサンゼルス郡北部のアンテロープバレーの西にあります。
LAからは車で1時間半くらいです。

見頃は3月の下旬から4月。
公式サイトで開花の様子がチェックできます。

LINK:Antelope Valley California Poppy Reserve

オレンジ一面の花畑、綺麗ですね〜!
自然に群生しているというのも、手付かずの自然という感じで魅力的です。

ただ…北カリフォルニア(サンフランシスコ)からだとかなり遠いです…車だと5時間半くらい^^;
ここまでの広さでなくても、北カリフォルニアでも楽しめるところは無いのでしょうか?

北カリフォルニアのおすすめスポット5つ

規模はググッと小さくなりますが、カリフォルニア・ポピーが見られる主なスポットです。

マウント・ディアブロ州立公園

イーストベイ、ウォルナットクリークの近くです。
ディアブロ山のロックシティの近くと、南ゲートの入り口を過ぎた辺りがおすすめです。
山頂から見るベイエリアのパノラマビューも最高の美しさです。

LINK:Mount Diablo State Park

タマルパイス山

ゴールデンゲートブリッジのすぐ北です。
ヨランダトレイルとフェニックス・レイクループトレイルがおすすめです。
野生の花がいっぱいの小川や滝もあります。

LINK:Mount Tamalpais State Park

リトル・ヨセミテ

サウスベイ、ミルピタス近くのミッションピーク広域保護区にあります。
ヨセミテの名前が付いていますが、ヨセミテ国立公園内ではありません。
4マイルほどのハイキングでカリフォルニア・ポピーを含む野生の花が楽しめます。

LINK:Sunol Wilderness Regional Preserve

マウント・バーデル保護区

サンフランシスコ北部、マリン郡ノバートの近くです。
バーデル山の草が茂った丘や尾根に野生の花を見ることができます。
ヒドゥンレイク(隠された湖)には雨季、カエルやサンショウウオが生息しています。

LINK:Moarin County Parks

ポイント・レイズ

サンフランシスコ北部、マリン郡の太平洋に面したところです。
チムニーロックトレイルでカリフォルニア・ポピーを始めとする野生の花が見られます。
運が良ければ、移動(渡り)中のクジラを見ることもできます。

LINK:Point Reyes

カリフォルニア・ポピー以外でも楽しめそうなスポットばかりですね。

でも何が何でもカリフォルニア・ポピー!ということでしたら、やはりアンテロープバレー・カリフォルニアポピー保護区が間違いないようです。

参考:Eschscholzia californica
TBI’s 5 Best: Views of the California Poppy Blooms

 

次はカリフォルニア・ポピー以外で、カリフォルニアでよく見る花のお話です。

カリフォルニアでよく見かける花

次の7種について、順にご紹介します。

  1. アメリカカラシナ
  2. アーモンド
  3. ジャカランダ
  4. セノアセス
  5. タイサンボク
  6. ブラシノキ
  7. マツバギク

アメリカカラシナ(Mustard plant)

アメリカカラシナ

写真はカリフォルニアのナパバレーの一面を覆うアメリカカラシナです。

3月から4月に開花します。

葉は食用として、種はオイルとして利用されるため、畑もあります。

アーモンド(Almond)

アーモンド

アジア南西部原産で、アメリカではカリフォルニアが最大の栽培産地です。

桜と同じく、葉のない枝に白や薄いピンクの花が春に咲きます。

そして長い期間咲き続け、桜のように花びらが舞い落ちます。

渡米直後、アメリカにも桜が?でも気候のせいかダラダラと咲き続けるなあ、と思っていたら、アーモンドの花でした^^;

ジャカランダ(Jacaranda)

ジャカランダ

主に南カリフォルニアでよく見られ、街路樹として植えられていることが多く、花の季節は4月下旬から初夏です。

花は咲き終わると根元から落ちるので、道が紫の絨毯のようになり綺麗です。

北カリフォルニア、サンフランシスコでも見ることができます。

セノアセス(Ceanothus)

セノアセス

青い花が綺麗なセノアセスは、カリフォルニア・ライラックとも呼ばれています。

春に花が咲き、緑を絶やさない常緑の低木です。

いつでも緑が楽しめるので、庭や歩道によく植えられています。

タイサンボク(Magnolia grandiflora)

タイサンボク

庭木や街路樹で、綺麗な大きい白い花が咲いているなあ、と思うとタイサンボクです。

北米中南部原産、5月から7月に花が咲きます。

タイサンボクはモクレン属(Magnolia)で、モクレンはミシシッピ州とルイジアナ州の州花です。
ミシシッピ州はマグノリア・ステイト(Magnolia State)の愛称まであります。

州花について詳しく↓

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ブラシノキ(Bottlebrush)

ブラシノキ

英語名のボトルブラッシュ(瓶を洗う時に使う柄の付いたブラシ)の意味そのままの見た目です。

オーストラリア原産で、5〜6月に咲く赤くフサフサした花糸が目を引きます。

常緑性で暑さに強く、初心者でも育てやすいためか、公園や庭木としてよく見かけます。

ブラシノキの赤い花糸が道路に落ちていると、もう夏だなあ、と思います。

マツバギク(Lampranthus)

マツバギク

南アフリカ原産で、4月くらいにピンクや黄色の花を咲かせます。

葉は太く、多肉です。

海に近いところや公園で、地面を覆うように生えています。

我が家の近くのビーチ沿いの土手は、一面マツバギクです。
春になるとピンクと黄色の絨毯が出来て綺麗です^^

まとめ

カリフォルニアの花を特集!圧巻の州花の花畑、よく見かける花も紹介、いかがでしたでしょうか。

  • カリフォルニア州の州花はハナビシソウ、別名カリフォルニア・ポピー
  • 1903年に公式に州花となった
  • アンテロープバレー・カリフォルニアポピー保護区で州花の花畑を見ることができる
  • 北カリフォルニア近郊で州花の見られる主なスポットは5つ
  • カリフォルニアでよく見かける花:
    • 黄色い花のアメリカカラシナ
    • 桜みたいなアーモンド
    • 紫の街路樹ジャカランダ
    • カリフォルニア・ライラックと呼ばれるセノアセス
    • 白い大きな花が綺麗なタイサンボク
    • 赤いブラシみたいなブラシノキ
    • 多肉のマツバギク

をご紹介しました。

アンテロープバレーの花畑、実は初めて知りました。
一面オレンジ色の花畑なんて、憧れてしまいますね。

ぜひ行ってみたいです!…けど、遠いなあ。
先ずは北カリフォルニアのスポットを狙ってみますか^^

カリフォルニア州をご訪問の機会がありましたら、ぜひ花にも注目してみてくださいね。

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