めかぶは英語で何?海藻 Seawood 8種類の表現を紹介

独特の歯応えとぬめりがあるめかぶは、高血圧やコレステロールにも効果があるとのこと、我が家の食卓にも加えたいな、と思ったところで、ふと考えました。

MAKI

めかぶって英語で何て言うのかな??

辞書を引くと「Seaweed」と出ますが、「Seaweed」で引くと「海藻(かいそう)」と出てきます!

MAKI

「めかぶ」どこ行ったー?!

身体に良い海藻、代表8種類を英語ではどう呼ぶのか、いろいろ調べてみました!

この記事では、

  • 海藻8つの紹介(わかめ、のり、こんぶ、ひじき、めかぶ、アオサ、アカモク、モズク)
  • それぞれの英語での呼び方

を画像付きでまとめました。

目次

代表的な海藻8つ

海藻には多くの種類があります。
以下が代表的な海藻の種類8つです。

  1. わかめ:一般的な食用海藻で、みそ汁やサラダなどによく使われます
  2. のり:漢字で海苔、寿司やおにぎりの海苔巻きによく使われます
  3. こんぶ:出汁の素として使われることが多く、日本の料理に重要な役割を果たしています
  4. ひじき:独特の風味と食感を持ち、煮物やサラダに使われます
  5. めかぶ:わかめの根元部分、ひだ状になったところで、食感が柔らかく栄養価が高いとされます
  6. アオサ:スープや煮物によく使われる深緑色の海藻です
  7. アカモク:独特の赤褐色をしており、刺身や酢の物として食べられます
  8. モズク:沖縄でよく食べられている黒い海藻で、さまざまな料理に使われます

これらは一部の海藻の例であり、実際にはさらに多くの種類が存在します。
地域や文化によっても、海藻の利用法や種類は異なる場合があります。

MAKI

聞いたことないな?という海藻もあると思うので、話題の「めかぶ」以降を簡単にご紹介します

CSIRO, CC BY 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/3.0>, via Wikimedia Commons
わかめの左側のヒダヒダがめかぶ

食料品となったものは、冒頭でご紹介したので大丈夫ですね^^

次は「アオサ」です。

アオサ
レタスのように鮮やかなアオサ
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続いて「アカモク」です。

あおもりくま, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons
青森の津軽半島で見られるアカモク

粘りが凄いですね!

最後が「モズク」ですが、生の状態の写真が見つからなかったので、食品だけ。

それでは、それぞれの英語での呼び方を次でご紹介します!

海藻8種類の英語での呼び方

海藻8種の英語での呼び方は以下のようになります。

  1. わかめ:Seaweed
  2. のり:Seaweed
  3. こんぶ:Kelp
  4. ひじき:Hijiki
  5. めかぶ:Seaweed
  6. アオサ:Seaweed
  7. アカモク:Gelidium amansii
  8. モズク:Seaweed
MAKI

Seaweed率が高いっ!!

英語では海藻の多くを「Seaweed」と総称します。

その中で、特に食用の海藻は、「Edible seaweed(食べられる海藻)」と言います。(そのままですね!)

海藻?海草?

seaweedは「海藻」で、「海草」とは違います!
同音異義語で紛らわしいですが、「海草」はseagrassです。

違いは、海草は種子植物で、根茎葉の区分があります。
海藻は藻類なので、根茎葉の区分がありません。

めかぶは便宜上、ワカメの根元部分と表現されますが、正確には生殖器に当たります。

また海藻は食べられる物もありますが、基本的に食用ではありません。

海藻の種類を区別して表現するには、より具体的な名称を使用することが重要です。

次から、それぞれの海藻を区別するためのより具体的な英語名を挙げていきます。

わかめ

Wakame seaweed

日本語の名前、「わかめ」は英語で定着しているエリアもあります。

wakameの検索結果

↑googleでの検索結果です。(2023年7月現在)
ヒット件数:22,700,000件
トップはWikipediaの記事でした。

最初に西洋の文献でこの名が登場するのは、1603年にイエズス会で発行された日葡辞書です。

日葡辞書

この中で「Vacame」と記載されています。

のり

Nori / Edible seaweed sheets

「のり」はお寿司で使われるため、英語で定着しているエリアも多いです。

Noriの検索結果

↑googleでの検索結果です。(2023年7月現在)
ヒット件数:106,000,000件
「わかめ」より多いですが、トップは二酸化炭素除去の集団の記事で、そちらを検索している可能性が高いです。

なので「Seaweed sheets」と言った方が理解されるでしょう。

その他、のりの表現には以下のようなものがあります。

青のり→Green laver
焼きのり→Roasted seaweed
味付けのり→Seasoned dried seaweed

こんぶ

Kelp / Kombu

「こんぶ」は日本名も使われますが、英語では「Kelp」がよく使われます。

Kombuの検索結果

↑googleでの検索結果です。(2023年7月現在)
ヒット件数:17,100,000件
トップに通販サイトが来るというのは、その名で購入する人が多いからだと思われます。

商品名にもあるように「Dried Kelp」「Dashi Kombu」を使うのが良いでしょう。

ひじき

Hijiki seaweed

「ひじき」の日本名は日本料理に詳しい人なら分かりますが、英語ではやはり「Seaweed」を付けた方がより良いです。

Hijikiの検索結果

↑googleでの検索結果です。(2023年7月現在)
ヒット件数:4,170,000件
トップはWikipediaです。

「ひじき」という言葉が初めて英語の出版物に登場したのは、1867年にジェームズ C. ヘボン著『日英辞典』です。

「ひじき」は、1960年代からアメリカで広く使われ始め、商品が自然食品店やアジア系アメリカ人の食料品店で入手できるようになりました。
マクロビオティックのブームで、1970年代には日本食レストランの数が増加しました。

めかぶ

Mekabu seaweed

「めかぶ」の日本名は下記の検索結果を見ても分かる通り、余りメジャーではありません。
英語では「Seaweed」を付けないと分からないでしょう。

Mekabuの検索結果

↑googleでの検索結果です。(2023年7月現在)
ヒット件数:290,000件
トップはAmazonです。

アオサ

Green seaweed / Aosa

「アオサ」の日本名はメジャーではありません。
英語では「Green seaweed」と言うのが良いです。

aosaの検索結果

↑googleでの検索結果です。(2023年7月現在)
ヒット件数:6,600,000件
トップは同じ略称を持った関係ない団体のサイトです。

レタスのように色鮮やかなので、「Sea lettuce」とも呼ばれます。

アカモク

Gelidium amansii

「アカモク」の日本名は下記の検索結果を見ても、全くメジャーではありません。
英語ではちょっと難しいですが「Gelidium amansii(ジェリディウム・アマンシイ)」です。

akamokuの検索結果

↑googleでの検索結果です。(2023年7月現在)
ヒット件数:57,700件
トップは説明しているサイトですね。

モズク

DryPot, CC BY-SA 3.0 <http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/>, via Wikimedia Commons
沖縄のモズク

Mozuku seaweed / Okinawan seaweed

「モズク」の日本名は余りメジャーでは無いので、「Seaweed」を付けた方が良いです。
また沖縄料理でよく見られるため、「Okinawan seaweed」とも呼ばれます。

mozukuの検索結果

↑googleでの検索結果です。(2023年7月現在)
ヒット件数:1,180,000件
トップはWikipediaの記事でした。

このように具体的な名称を使用することで、特定の海藻を明確に識別できます。
ただし、地域や文化によっても呼び名が異なる場合があるため、特定の種類を指す際には、適切な名称を確認することが大切です。

まとめ

めかぶは英語で何?海藻 Seawood 8種類の表現を紹介、いかがでしたでしょうか。
表にまとめてみました。

海藻の名前英語
わかめWakame seaweed
のりEdible seaweed sheets
こんぶKelp
ひじきHijiki seaweed
めかぶMekabu seaweed
アオサGreen seaweed
アカモクGelidium amansii
モズクMozuku seaweed

圧倒的にseaweedでしたね!

英語ネイティブの娘に確認したところ、やはり「基本的に皆、seaweed」だそうです。

多分、区別する気が無いんでしょうね。

この記事が参考になったら嬉しいです!

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