アメリカで運転する時の注意点!私が現地で得たポイントを全部公開

こんにちは、2000年からシリコンバレー在住のMAKIです。

アメリカと日本の運転で一番違うところは?
左ハンドル!
右側通行!

ハイ、日本で運転されていた方は、それが一番戸惑うようです。
曲がる時にワイパーを動かしちゃうと、よく聞きました。

私はアメリカで免許を取ったので、そういう間違いは今までありませんが…。
次に日本人が戸惑うという、マイル表示もオッケー、でも逆にキロだと速さがピンときません^^;

この記事では、アメリカで今まで安全運転してきた私から、現地で得たアメリカで運転する時の注意点を全部公開しちゃいます!

教習の先生に教わった、日本と違い気を付けたい交通ルール
もし警察に止められたら?
知っておきたい運転免許証の取得
入っておきたい保険

についてお届けします。

運転中の注意点

STOPサインは先着順

信号のない交差点に多いのが、赤い8角形の「STOP」サインです。
車の往来の少ない住宅街によくあります。

「STOP」サインの下には、「ALL WAY」もしくは「4-WAY」と書かれてます。

こういう交差点に来た時は、

  1. 到着した順に優先権があります。
    次の車は、安全を確認した上で発車します。
  2. 同時くらい?という時は、お互いに目線で確認します。
    どうぞお先に、と合図してくれる場合が多いです。
    (一応、右側の車が優先というルールがあるのですが、経験上、顔を見て確認が一番です。)

この「STOP」サイン、T時路では当然「3-WAY」となります。
ルールは同じです。

では、交差点で、「2-WAY」とあったら?
これは、広い道路に、細い道路が交差しているところなどに多いです。
この場合はSTOPサインがない道路(広い道路)が優先、停まるのは「STOP」サインのある2方向のみです。

 

私が免許取得の路上訓練で一番最初に習ったのが、このSTOPサインです。
そのくらいよく見かけるので、絶対に覚えておきましょう。

 

赤信号でも右折OK

アメリカは日本と反対の右側通行です。
そのため、赤信号でも信号付き交差点のほとんどは、右折OKです。

ただし、一時停止をして歩行者と車が来ないことを確認して安全なら、です。
また「NO TURN ON RED」の標識があったら、右折不可です。

 

無理して行かなくても良いのですが、後ろに車がいると「早く行けよ」と急かされるので、焦ってしまうんですよね。

でも信号待ちをしなくて済むので、急いでいる時は、なるべく右折だけですむルートを考えると良いといわれています。

 

YIELD は譲れというサイン

合流する時に見かけるサインが、この逆三角形の「YIELD」サインです。
譲れ、という意味です。

自分が今から合流する車線に車がいたら、そちらを優先します。
速度を落とすか停車して、安全なのを確かめてから進みます。
車がいなければ、そのまま進みます。(下手に徐行すると後ろから追突の恐れあり。)

 

譲らないで良い方が、変に譲ってあげようと減速したり、停止したりすると、周りの車を困惑させます。
優先されている方は、堂々と進みましょう!
と、よく教習の先生に言われました 😉

 

踏切では一時停止しない

日本では踏切前で一時停止をするそうですが、アメリカでは必要ありません

踏切の信号がカンカンしてなければ、そのまま横断しましょう。

スピードダウンすると、追突される可能性があるので要注意です。

 

スクールバスの追い越しは絶対にダメ

子ども達が通学や、遠足の際に使われるのがスクールバスです。


こんな黄色いバスですが、横にある赤い「STOP」のサインが出たら、周りの車は絶対に従わないとなりません

  1. バスの後ろの車は停車。
    隣接車線の車も停車。
  2. 中央分離帯がある道路では、対向車線の車は10マイル以下でゆっくりと走行。
    ない道路では停車。

スクールバスを降りた子ども達が、どこから走り出てくるか、わからないですからね。

もし違反したら、高額の罰金や免停も!
スクールバスの違反は、本当に怖いです。

 

緊急車両は最優先

消防車や救急車など緊急車両のサイレンが聞こえたら、直ぐに右側に寄って停車します。
初めてだとちょっとドキドキしますが、周りの車に合わせれば大丈夫です。

通り過ぎたら動いてオーケーです。

これは対向車線も同様です。
理由は、緊急車両が両道路の中央を通る可能性があるから、だそうです。

 

工事現場では減速する

運転をしていると、道路工事をしているところに遭遇することも出てきます。

工事現場の近くは、安全のため、制限速度が低く設定されています。
通り過ぎるまでは、必ず減速しましょう。

罰金も高額で、違反をすると違反点数が2倍になるそうです。

 

私はいつもだいたい25マイルくらいにして、ゆっくり通り過ぎています。

また誘導員がいる場合は、指示に従って下さい。

続いて車を停めている時に気をつけたい2つです。

停車中の注意点

路上駐車には要注意!

アメリカは駐車禁止に本当に厳しい国です。
少しの時間でも割に合わない罰金を取られます。

有料駐車場パーキングメーターを使いましょう。
もちろん時間は守り、1分でも遅れないようにします。

 

また縁石に止める時にも注意が必要です。
色の付いた縁石には、意味があります。

赤:駐車禁止

青:ハンディキャップ専用、指定車のみ駐車可能

緑:限られた時間のみ駐車可能

白:人を乗せ降ろしする時や郵便物を受け取る時など短時間の駐車のみ

黄:荷物や人の乗せ降ろしをする時のみ

以上はカリフォルニア州の場合です。
面倒なので、とにかく色の付いた縁石には停めない、のが安心です。

 

色の付いてない縁石でも、2時間など時間が限られている場合があります。
近くに標識がないか確認して下さい。

2時間だったら、3時間くらい停めても実は平気じゃない?
なんて思いますよね…え、私だけ?^^;

アメリカでは専門の係員がいて、繁華街でない普通の道路でも結構頻繁に取り締まりをしています。
え、こんな普通の道路で?というところで、係員が駐車している車のタイヤに、チョークで白い印を付けているのを見たことがあります。

なので、ラッキー狙いは、避けた方が無難です。

 

消火栓の近くは駐車禁止

消火栓の前後15フィート(約4.6メートル)は駐車禁止です。

消火活動に支障が出ると大問題なので、絶対に避けて下さい。

アメリカ人もこのルールはしっかり分かっていて、空いてた!と思うと、消火栓があったりします。

おまけで、捕まらないのが一番ですが、もしパトカーに止められたら?というお話です。

もし警察に止められたら

もし交通違反をしてしまった場合、パトカーがあなたの車の後ろに付いて来て、車を停めるよう指示されます。

その場合、速やかに減速し、車を寄せて停車して下さい。

警官がパトカーから降りてきて、車に近づいて来ます。

その時、絶対に車から降りてはいけません

厳罰の対象になります。

窓を開けて、ハンドルの上に手を置いて、警官の指示に従えるように待って下さい。

拳銃を使われたらと、警官も怖いんだと思います。
なので、余計な誤解は与えないように、落ち着いて行動しましょう。

幸い、私は今まで無違反なのでパトカーに止められたことはありません。(ホッ)

でも私の友人で、止められた時に慌ててシートベルトを外してしまい(降りようと思った?)、違う、降りないんだと慌てて締め直したら、ちょうどそこにやって来た警官に見られ、

「シートベルトをしてなかったのね?慌てて今、したのね?」

とチケットを余計に切られた人がいました。
(言い訳したが、当然、聞いてくれず 🙁 )

落ち着いた行動、大事です。

 

最後に、運転する為に必要な運転免許証と大切な保険のお話です。

運転前や運転する為の注意点

運転免許証の取得

運転するためには、運転免許証が必要です。

アメリカで日本人が運転する場合、以下の2つの運転免許証があります。

  1. 日本が発行する国際運転免許証
  2. アメリカの運転免許証

1つずつ説明しますね。

国際運転免許証

日本で自動車運転免許を所有していれば、申請者のお住まいの地域を管轄する運転免許センターや指定警察署で、発行してもらえます。

有効期限は発行から1年です。

なので、旅行でアメリカに来てレンタカーで車を運転するだけ、という場合は、国際運転免許証でオーケーです!
パスポートと日本の運転免許証も忘れずに^^

と言いますのも、実は国際運転免許証は運転免許証を翻訳したものに過ぎないのです。

ジョージア州では日本の運転免許証+国際運転免許証が必要ですが、それ以外の州では日本の運転免許証があれば、レンタカーを借りることが出来ます。
ただし実際問題として、レンタカーオフィスの人は日本語が読めないので、国際運転免許証が必要になるという訳です。
※レンタカー会社では有料/無料で翻訳サービスの提供もしています。

一方、就労ビザなどで入国した方など、一定の期間居住する方は要注意です!
国際運転免許証があるから〜と運転していると、無免許運転になっている可能性があります。

アメリカでは州ごとに効力が変わってくる。基本的に商用、観光のためのものと解釈されている場合が多い為、ある州に住居を定めてから、○○日以内に当該州の発行する運転免許を取得しなければならないという規制が設けられている場合があり、米国居住者がこの期間を過ぎてから国際運転免許証だけで運転すると、無免許運転とみなされる場合がある。

ジョージア州: 30日
アラバマ州: 30日
サウスカロライナ州: 90日
ノースカロライナ州: 60日
バージニア州: 60日(ただし短期滞在者6ヶ月以内は取得不要)
カリフォルニア州: ビザでの長期滞在者は10日
ペンシルベニア州: 国際免許が一年間有効
ハワイ州: 国際免許が一年間有効

引用元:国際運転免許証 免許の効力 アメリカ合衆国の場合 – Wikipedia

私の住むカリフォルニア州はたった10日ですよっっ。

アメリカの運転免許証

アメリカでの運転免許取得は、日本よりもずっと簡単です。
日本のような教習所はなく、上手くすれば、費用もテスト代だけの30〜40ドルで済んでしまいます。

ここでは簡単にですが、私が試験を受けたカリフォルニア州での体験を元に、アメリカの運転免許証取得についてお話しします。

アメリカの運転免許は、各州にあるDMV (Department of Motor Vehicle)で取ります。
DMVは、車両登録や、ナンバープレートの更新など、車に関する色々なことを取り扱っているところです。

さて、免許を取得するためには、

  1. 筆記試験
  2. 実技試験

の2つに合格しないとなりません。

筆記試験

筆記試験は交通ルールを理解しているかどうかを問うもので、選択式です。

DMVのサイトにドライバーハンドブックがあるので、それで勉強するようにDMVには書かれています。
しかし巷にはサンプルテストがたくさん出回っていますので、それらを繰り返しやって覚えた方が効率的です。
サンプルテストの内容は、ほぼテスト内容と同じです。

カリフォルニア州では日本語のハンドブックや、日本語でのテストもあります。
が、日本語が怪しいという話があったので、私は英語で受けました。
簡単な英語なので、サンプルテストを繰り返せば、英語でも大丈夫です。

テストはコンピューターによるタッチスクリーンか、ペーパーです。

合格すると、仮免(Permit)が貰えます。
助手席にその州の免許を持つ人が乗っていれば、路上練習が可能です。

不合格の時は、1週間後に3回まで受けることができます。
それ以上は再申請になります。

実技試験

実技試験に使う車は、自分で用意しないとなりません。
と言っても、買ってこい!という訳ではなく、家族や友人に同行してもらい借りる、ということです。
自動車保険の提示も必要になります。

試験では、助手席に試験官が乗り込みます。
手信号、ハザード、ライトの位置確認などをさせられ、DMVの近所を指示通りに走り切れたら終了です。
途中で駐車の試験もあります。

カリフォルニア州は縦列駐車の試験が無いので、私は未だに縦列駐車が出来ません^^;;

スピードの出し過ぎなど、危険運転をすると一発アウトで試験は終了、最後まで行かずに帰る羽目になります。

DMVによって道路事情は変わってくるので、あそこは簡単、あそこは難しいなど、あるようです。
また試験官によって厳しい、優しいも。

私はご機嫌を損ねないよう、語尾に「〜,sir.」を付けて返事をしました^^;
そのせいか?一発合格しました!しかし日本で免許を持っている友人は、よく分からない(本人曰く)理由で、落とされていました。
申し立ては一切出来ません。

合格すると、仮運転免許証(Temporary License)が貰えます。
正式なものは、後日送られて来ます。

不合格の時は、2週間後に3回まで受けることができます。
それ以上は再申請になります。

入っておきたいレンタカーでの保険

車を運転する時に保険は付き物ですね。

アメリカの保険システムは複雑で、悩ましいと思いますが、事故は自分がいくら気を付けていても貰うことがあるし、慣れない環境の運転で判断を誤ることもあるかも知れません。

簡単ですが、レンタカーの保険について説明します。
()内のPP、LPなどは、レンタカー会社により呼び名が変わるため、列記してあります。

  1. 自動車損害賠償保険(PP、LP)必須
    日本での強制保険で、事故での最低限の保障をします
  2. 追加自動車損害賠償保険(SLI、LIS、ALI、EP)必須
    対人対物の追加保険で、多額の賠償金をカバーします
  3. 自車輌損害補償制度(LDW、CDW)必須
    車両保険で、借りた車を破損しても自己負担は無くなります
  4. 搭乗者傷害保険PAI
    運転者や同乗者の怪我や死亡の保障をします。
  5. 所持品盗難保険(携行品保険)(PEC、PEP)
    盗難に遭った際の保障をします。4の搭乗者傷害保険とセット(PPP)になっていることが多いです。
  6. 無保険者傷害保険(UMP)
    事故で相手が保険に入っていなかった場合、これがあれば保険がおります。
  7. 緊急医療保険(ESP)
    事故以外で病院にかかった治療費に適用されます。

たくさんありますが、必須と入れた上の3つ以外は、海外旅行保険に加入していれば、そちらでカバーできるので不要です。
3つは絶対に必要ですので、必ず加入して下さいね。

 

まとめ

アメリカで運転する時の注意点!私が現地で得たポイントを全部公開、いかがでしたでしょうか。

  • STOPサインは到着した順に優先権がある
  • 赤信号でも右折OK
  • YIELD は譲れというサイン、合流する車線に車がいたらそちらを優先
  • 踏切では一時停止しないで横断
  • スクールバスの追い越しは絶対にダメ
  • 緊急車両は最優先、右側に寄って停車する
  • 工事現場では減速する
  • 路上駐車には要注意!
  • 消火栓の近くは駐車禁止
  • もし警察に止められたら、絶対に車から降りない
  • 運転免許証は、日本の国際運転免許証とアメリカの運転免許証の2つがある
  • 旅行者は国際運転免許証、居住者はアメリカの運転免許証を取るのが良い
  • レンタカーでの保険は、自動車損害賠償保険、追加自動車損害賠償保険、自車輌損害補償制度の3つは必須

でした。

免許を取るための路上練習、私はプロの方に頼んでレッスンして貰いました。
緊張しましたよ〜、本当にアクセルもブレーキも分からない状態でしたから。

1回で実技試験に受かった時には、自分でも良いの?と思いました。
だって全然、運転する自信なんてなかったですし。

以来、無違反ですが、事故は貰い事故を1回、駐車時に1回、ありました。
事故は気をつけていても、ありますね。

ここを読まれた方が、安全運転で、楽しい運転になりますように!
少しでもお役に立てたら嬉しいです。