ギークとは意味と由来、ナードとの違い、ギークシックとは?

ギークは日本語ではよく「オタク」と訳されているステレオタイプの1つです。

でも「オタク」と言えば、ナードという言葉がありましたよね。
この2つの違いは何なのでしょうか?

そこで、

  • ギークの意味
  • 言葉の由来
  • ギークとナードの違い
  • ギークシックとは?

をご紹介します!

ギーク(geek)とは

ギークという言葉は、元々は「変わり者」「主流じゃない人々」を表現するために使われていたスラングでした。

現在では、「専門家」「愛好家」または、「趣味や知的探求に熱心な人」という意味があります。

さらには、「奇妙な人」「頭が良過ぎる」「流行に疎い」「社会性に欠ける」というちょっと軽蔑の意味もあります。

 

ギークはある特定のトピックに関してとても詳しい知識を持っているのが普通です。

コンピュータープログラマーや技術者が自分のことをギークと呼び始めてから、ギークという言葉は一気に広まりました。

そしてワインのギーク、車のギーク、○○のギーク、と彼らが選んだモノの細部に至るまで詳しい様々なギークが誕生していったのです。

ギークは、自分達が人とはちょっと違うことをよく分かっています。

そして多くのギークは、自分がギークであることを誇りに思っています。

ギークの由来

ギークはイギリスの方言

「geek」または「geck」

意味は

「莫迦」「フリーク(変わり者)」

から来ています。

元はドイツ語の「Geck」で、現代ドイツ語では、

「莫迦」「気取り屋」

を意味します。

ルーツとなる部分は、オランダ語とアフリカーンス語(南アフリカとナミビアで話される、オランダ語の方言から生まれた言葉)の形容詞

「gek」

にも(意味は「クレイジー」)残っています。

同様に、ドイツの方言であるアルザス地方の言葉

「Gickeleshut」

にも(意味は「カーニバルの際に被る道化師の帽子」)見ることができます。

18世紀のオーストリアでは、「Gecken」はサーカスなどで見世物になっていたフリークス(奇形)でした。

19世紀の北アメリカでは、「ギーク」という言葉は、サーカスや巡回カーニバル、フリークショー(見世物小屋)などの芸人のことをいいました。

ギークの仕事は、地元の人を喜ばせるために、奇想天外なことや、時には胸が悪くなるようなことをすることでした。

例えば、生きた鶏の頭を食い千切って見せるような。(うげげっ。)

1976年版のアメリカ文化遺産辞典には、ギークショーに関することが書かれています。

 

ギークという言葉はドイツ語から来て、最初はサーカスのフリークスという意味だったということですね。
とにかく「変わり者」っていう感じだったのでしょうか。

ギークとナードの違い

どちらも日本語では「オタク」と訳されがちなギークとナード

違いを見てみましょう!

 

コミュニケーション能力対決!

最も大きな違い、それは、ギークは社交的ということです。

ギークとナードは似たような外見的特徴をしているかもしれません。
でも人生に対する取り組み方を比較すると、違いが明らかになります。

 

ギークは誰でも好きになり、結婚することができます。
これは分かりきっていること、当たり前のことです。

でもナードはナードしか好きになりません。
これは生き残っていくための戦術なのです。

 

社会スキル対決!

ギークは一般的な社会スキルを持っています。

しかしギークが情熱を注いでいるある特定のトピックに遭遇した時には、くどくなりがちです。
あなたに仕組みを正確に説明し、その歴史を理解させるまで手放してくれないでしょう。

ナードは一般的にもっと内向的です。

ギークと同じくらいの専門的知識を持っているかもしれません。
でもそのことについて話をするのは、ナードにとって、とても難しいことなのです。

うう、なんか、ナード可愛い^^;

 

ギークは会話の中で専門用語や、あまり馴染みのない用語を使うことはめったにありません
しかしナードはそういう用語を使うのが大好きです。

例えば、ナードはこんな風に言うでしょう。

「フォーリーは使われすぎだよね。SDは怠け者に違いないよ。」

同じことをギークはこう言うでしょう。

「ああ!パーシー・ジャクソンがどの映画にもウィルヘルムの叫び(※音響素材)を使うのが大好きさ!」

ええーっ、どっちも何を言ってるのか、わからないんですけど^^;
でもギークのが何となくわかるかな。

ナードの言うフォーリーって何なんでしょうか。
SDとは?????

 

好きなもの対決!

遊び方もこんなに違います。

ギークが好きなもの

ボードゲーム
映画(ディレクター、作曲家、撮影責任者には心酔する)
ハイテクガジェット
ハッキング
テクノミュージック

ナードが好きなもの

プログラミング
セカンドライフ
その他チェスのような孤独を追求できるゲーム

セカンドライフってまだあったんですかね?
なんか…ナードの方がやっぱり暗い…。

 

働く場所対決!

ギーク

世界各地のIT部門
Webデザイン
グラフィックデザイン
ゲームデザイン
他、芸術的な仕事

地元のバーやレコードショップ、コーヒーショップでエスプレッソを挽いているかもしれません。

ナード

ロケット科学者
IT部門を管理するソフトウェアのプログラマー
エンジニア
発明家
陽の光はほとんど見ない隠遁者

あるいは、最後の生き残りのビデオショップのカウンターにいるナードを見つけるかも知れません。

ナードはSTEM(科学、技術、工学、数学)の分野に興味がある傾向があります。
この分野の人々は知的で、何年もの大学教育が必要です。

ナードの方が、より専門的な知識を必要とする仕事をしている感じでしょうか?
オタク度が深い感じ…?

 

最後に、ギークという名前が付いているファッションのお話です。

ギークシック(GeekChic)

「Geek」と、元はフランス語の「Chic(上品な)」が合わさった言葉です。

ギークシック」は、2000年代半ばに、若者の間に流行ったマイナーなファッショントレンドのことです。
特大の黒縁メガネ、サスペンダーと歯列矯正具、裾の短いズボンという、オタクっぽい定番ファッションでした。

 

メガネに関しては、デビッド・ベッカム、ジャスティン・ティンバーレイクなどの有名人が、処方箋なしでも買えるレンズや、レンズなしのメガネを掛けて、

「ギークしよう」

とやっていました。

スポーツ界でも、たくさんのNBAプレイヤーがゲーム後のインタビューで「ギークメガネ」を掛けていました。

 

半袖シャツに着用したサスペンダーなど他のトレンドの多くは、若者のビジネス環境には適していなかったので、すぐに消えてしまいました。

しかし縁の太いメガネを同時にファッションに取り入れていた、ヒップスターというサブカルチャーのメディア意識の高まりは、ヒップスターの美学と「ギークシック」の融合をもたらしました。

その結果、トレンドが消えた後、メディアはヒップスターをギークシックと呼んでいます。

まとめ

「ギーク」について、いかがでしたでしょうか。

  • ギークは、ある特定のトピックに関してとても詳しい知識を持っている
  • 語源はドイツ語、最初はサーカスのフリークスという意味だった
  • ナードとの違いは、ギークの方が社交的、社会性がある
  • ギークシックは今はヒップスターとなった
  • ギークは自分がギークであることを誇りに思っている

ナードもギークも意味合いがどんどん変わって来ているようですが、この記事内だったら、ギークの方が良いかな〜って思ってしまいますね^^;
でもロケット科学者とか、より頭いいのはナードだったりするのかな。

ギークかっこいい!オタクかっこいい!と思えてしまうのは、時代でしょうか…^^