corporationとcooperationの違い!音声付き

一瞬似ている2つの単語、

corporation

cooperation

違いはどこかとマジマジと見ると、

corporation  cooperation

pを挟んだ2つのアルファベット。

どちらも発音をカタカナにすると「コーポレーション」になって、聞き分けて貰うのが難しい気がします。

この記事では、

  • corporationとcooperation、それぞれの単語の意味は?
  • それぞれの音節と発音記号は?
  • 聞き分けやすくする発音のポイントを4つ!

ご紹介します。

目次

corporationとcooperation、それぞれの意味

まずは単語の意味から見ていきましょう。

corporation
cooperation
  • 株式会社
  • 法人
  • 社団法人
  • 地方公共団体
  • 地方自治体
  • 都市自治体
  • 市議会
  • 有限会社
  • 協力
  • 協同
  • 提携
  • 協調性
  • 援助

かなり意味が違いますね?

ひとつずつ見ていきます。

「Corporation」は、一般的に法的な実体を指します。
つまり、法的な存在として認識され、法的な権利と責任を持つ組織や企業です。
例えば、株式会社、有限会社、公共法人、非営利団体などが「corporation」と呼ばれます。

Corporationは、株式を発行し、所有者(株主)に利益を分配することができる組織でもあります。
目的は、収益を上げることが一般的です。

「Cooperation」は、協力や協働の行為を指します。
つまり、複数の個人、組織、国が共同で何かを達成しようとするプロセスや努力のことです。

Cooperationは、対立や競争とは対照的な概念で、異なる団体や人々が共通の目標を達成するために協力し合うことを意味します。
情報共有、資源の共有、連携、合作なども含まれます。

協力

意味が把握できたでしょうか?

単語は似ていても、意味は全然違いましたね!

次は発音です。

corporationとcooperation、それぞれの音節と発音記号

corporation
cooperation
  • cor・po・ra・tion
  • k`ɔɚpəréɪʃən(米国英語)
  • k`ɔːpəréɪʃən(英国英語)
  • co・op・er・a・tion
  • koʊὰpəréɪʃən(米国英語)
  • k`əʊɔpəréɪʃən(英国英語)
MAKI

「cooperation」は、co-(一緒に)という接頭語と operation(作業)という単語がくっついたものですね!

発音の違いはどこかとマジマジと見ると、

corporation

k`ɔɚpəréɪʃən(米国英語)

k`ɔːpəréɪʃən(英国英語)

後半のpəréɪʃənは一緒ですが、前半のk`ɔの後が、ɚː で違います。
それぞれの発音が聴けるので、是非聴いてみてください。

cooperation

koʊὰpəréɪʃən(米国英語)

k`əʊɔpəréɪʃən(英国英語)

後半のpəréɪʃənは一緒ですが、前半のkの後が、oʊὰ`əʊɔ で違います。

MAKI

音声は音読さんを使用して作成しています。

corporationとcooperation、聞き分けやすくする発音のポイント

2語の発音を聞き分けやすくするためには、以下のポイントに注意して発音練習すると良いです!

アクセントの位置を把握する

アクセントがどこにあるかを正確に把握し、その音節を強調することが大切です。

発音記号のアルファベットの上にある点は何?

「´」は一番強く発音するところ、「`」は二番目に強く発音するところです。

corporation
k`ɔɚpəréɪʃən(米国英語) k`ɔːpəréɪʃən(英国英語)

cooperation
koʊὰpəréɪʃən(米国英語) k`əʊɔpəréɪʃən(英国英語)

MAKI

一番強いところは一緒ですね

母音の長短を区別する

英語の母音には長音と短音があります。
正確な発音に注意しましょう。

「corporation」の「o」は長音であり、”co”と”ra”の間に伸ばして発音します。

「cooperation」の「o」も長音であり、”co”と”o”の間に伸ばして発音します。

MAKI

母音の長音も一緒かー

発音の特徴に注意する

「corporation」では、「p」と「r」の連続した音が特徴的です。
“cor-POR”の部分は、しっかりと”P”と”R”を発音しましょう。

「cooperation」では、「o」と「o」の音が特徴的で、それぞれ長音です。
“co-OP”の部分は、”O”を強調して発音します。

あえてカタカナにしてみると?

「corporation」の発音をカタカナで表現すると「コーポレイション」に近いです。

k`ɔɚpəréɪʃən(米国英語)

「cooperation」の発音をカタカナで表現すると「コゥアプレイション」に近いです。

koʊὰpəréɪʃən(米国英語)

MAKI

聴き込むと確かにこんなカタカナ表現!

発音の違いはどこかとマジマジと見ると、

後半のpəréɪʃənは一緒、前半のkの後が、`ɔɚoʊὰ で違います。

`ɔɚ」の発音は、sports(発音記号:spˈɔɚts)やorder(発音記号:ˈɔɚdɚ)と同じです。

」の発音は、so(発音記号:sóʊ)やopen(発音記号:óʊp(ə)n)と同じです。

気になるのは「」の発音。
これは少しアが混じったオで、長めに発音するのを意識すると良いです。

これらのポイントを意識して、正確な発音を練習することで、「corporation」と「cooperation」を聞き分けやすくなります。
またこちらに載せている、ネイティブスピーカーの音声を聞いて模倣することも役立ちます。

まとめ

corporationとcooperationの違い!音声付き、いかがでしたでしょうか。
簡単に違いを表にまとめてみました。

corporationcooperation
意味株式会社協力
音節cor・po・ra・tionco・op・er・a・tion
発音k`ɔɚpəréɪʃən(米国英語)koʊὰpəréɪʃən(米国英語)
アクセント(同じ)(同じ)
母音の長短(同じ)(同じ)
発音の特徴「p」と「r」の連続した音「o」と「o」それぞれ長音
カタカナ読みコーポレイションコゥアプレイション

かなりハッキリと区別できるようになったのではないかと思います。

この記事が参考になったら嬉しいです!

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