カウンターカルチャーの意味と例、ムーブメントや有名人

1960年代にアメリカで始まったとされるカウンターカルチャー
ヒッピーカルチャーとも重なっているようですが、実際にはどういうものだったのでしょうか?

意味は?

アメリカで起きたムーブメントとは?

カウンターカルチャーの例は?

ピークだったウッドストック・フェスティバルとは?

関係した有名人は?

衝撃のアメリカン・ニュー・シネマもご紹介します。

カウンターカルチャーの意味

カウンター(counter): 反対。反撃。反抗。

カルチャー(culture): 文化。

 

カウンターカルチャー(Counterculture)

前からある主流の文化に対抗する(体制に反抗する)文化

カウンターカルチャーの時代は、1963年11月のジョン・F・ケネディの暗殺で始まったと言われています。

1973年の米軍のベトナム撤退を経て、1974年にリチャード・ニクソン大統領は辞表を出しました。
そして、カウンターカルチャーは大衆文化に吸収されました。

カウンターカルチャーは、大きく見れば、アメリカがベトナムに関係していたのとほぼ重なっています。

1967年10月ペンタゴン入り口でのベトナム戦争反対のシットイン

カウンターカルチャーとアメリカ

体制に反抗し、様々なムーブメントが起こりました。

ムーブメント

  • 市民権

米国憲法で保証されている平等な権利がすべての市民に適用されることを保証するために、非暴力での市民権運動が行われました。

  • フリースピーチ

大学のキャンパスで、学生グループがフリースピーチを行いました。

  • 新左翼

大学のキャンパスで大衆抗議と急進的な左翼運動が行われました。

  • 反戦

ベトナム戦争に反対する運動が大学のキャンパスで1964年に始まりました。

  • 反核

1961年、アメリカ60都市で5万人の女性たちが核兵器への抗議活動を行いました。

他にも、

  • フェミニズム
  • フリースクール
  • 環境保護
  • ゲイ解放

などのための運動があちこちで広まりました。

 😀 若者中心の運動なので、舞台が大学のキャンパスというのが多いですね。
学生達の熱い情熱が伝わってくる感じです。

カウンターカルチャー例とライフスタイル

また、カウンターカルチャーではこんなカルチャーが生まれました。

サンフランシスコのフラワーチルドレンとも呼ばれていました。
新しいスタイルのファッションを生み出し、ドラッグを試し、共同生活をし、生き生きとした音楽シーンを開拓しました。

  • マリファナ、LSD、その他ドラッグ

幻覚剤に関する研究のほとんどは、1940年代から50年代に始まっていました。
1960年代は重要な実験がその効果をもたらした時代でした。

  • 性的解放

避妊やピル、婚前交渉、同性愛や合法中絶など。

  • 代替メディア

地下新聞があらゆる都市、大学のある町に飛び交いました。

  • 代替ディスクスポーツ(フリスビー)

ヒッピー達がフェスティバルやコンサートでフリスビーを投げていたことから、人気になりました。
ダブル・ディスク・コート、ガッツ、アルティメット、ディスクゴルフなどの競技が生まれました。

  • ミュージック
カウンターカルチャーのピークは、ウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)と言われています。

1969年8月15日から17日の3日間のはずでしたが、実際は度重なる雨でプログラムが遅れ、18日午前にかけて4日間行われました。

場所は、ニューヨーク州サリバン郡ベセルの酪農農場です。

主催者は、マイケル・ラング、ジョン・P・ロバーツ、ジョエル・ローゼンマン、アーティ・コーンフェルドの4人。
後に、コンサートプロモーターやプロデューサーになっています。

初の大規模な野外コンサートで、カウンターカルチャーの集大成ヒッピー文化の頂点として重要なイベントです。

30組以上のロック・ミュージシャンなどが出演し、大トリはジミ・ヘンドリックスでした。

1〜2万の入場を予想していたところ、チケットは18万枚!売れました。
そして実際の入場者は40万人以上!
予想を倍以上上回る人数に手が回らず、結果、入場無料状態になりました。

半数以上が入場料金を支払わなかったため、大赤字
しかしその後に出したレコードとドキュメンタリー映画で、最終的に収益になったそうです^^

フェスティバルはヒッピーの集会状態で、ドラッグも使われていたようですが、大きな問題もなく愛と平和と自由のフェスティバルだったそうです。

  • 映画

アメリカン・ニュー・シネマ(英語ではNew Hollywood)と日本では呼ばれています。

アンチヒーロー、アンハッピーエンド、ドキュメンタリー風の映像が特徴です。

壮絶なラストシーンは一度見たら忘れられません!

カウンターカルチャーの最も特徴的な映画です

まさにベトナム帰還兵の心の叫びの映画

人々

最後にカウンターカルチャーに関係した有名人をご紹介します。

アスリート

モハメド・アリ(※良心的兵役拒否)

※良心的兵役拒否とは
懲役を拒否して兵役の代替業務である市民公共サービスを一定期間務めること。
ベトナム戦争の間、これを選ぶ若者が続出しました。

アーティスト

アンディ・ウォーホル

革命家

チェ・ゲバラ

俳優

ジェーン・フォンダ

ピーター・フォンダ

デニス・ホッパー

ジャック・ニコルソン

ミュージシャン

ジミ・ヘンドリックス

ジョン・レノン&オノ・ヨーコ

ジム・モリソン

犯罪者

チャールズ・マンソン

まとめ

カウンターカルチャーについて、いかがでしたでしょうか。

  • 意味は体制に反抗する文化
  • 主にベトナム戦争とリンクしている
  • 大学キャンパスを舞台にした様々なムーブメントが起こった
  • カウンターカルチャーのピークは、ウッドストック・フェスティバル
  • 映画はアメリカン・ニュー・シネマ

でした。

そして、ベトナム戦争が終わり、カウンターカルチャーは大衆文化へと吸収されてしまったのでした。

体制に反抗する思いが、カウンターカルチャーだったのですね。

ヒッピーを調べていた時に出てきた言葉で、どういう意味かな?と興味を持ってこの記事が生まれたのですが、調べていてなかなか面白かったです^^

日本ではカウンターカルチャー、無いでしょうか?