アメリカの医療費は高額!実例紹介と保険会社や保険料

  • 2017年5月13日
  • 2018年11月4日
  • 話題

アメリカの医療費が高いのは、日本でもよく聞かれることだと思います。

  • 治療費が払えないから医者にかかれない
  • 手術を受けたら、医療費が払えずに自己破産

国民皆保険のある日本では考えられないことですが、これ、普通にあることです。

しかも、ちゃんと保険に入っている人でも、場合によっては自己破産はあり得るのがアメリカです。

うーん、恐ろしい^^;

今回は私の実体験から、高額医療費の実例をご紹介いたします!

アメリカの高額医療費制度実例その1:血液検査

日本で会社勤めをしていた頃は年に1回、無料で健康診断がありました。
当然、アメリカでもあると思っていたら、そんなものはありませんでした。

なので渡米して早17年、私も夫も、1度も健康診断を受けていません。
だんだんと心配な年になってきていて、ぜひ受けたいのですけれど…。

 

でも女性の私は、婦人科検診は毎年、保険で無料で受けることができます。
英語ではパップスメアと呼ばれるもので、子宮頸がん検診です。

そして10年くらい前からは、血液検査も一緒にしてくれるようになりました。

内容は、血糖値や尿酸、鉄、蛋白質、コレステロール値といった基本的なもので、異常があると連絡があり、適宜、指導や薬が提供されます。

私は今年からコレステロール値がちょっとだけ高く、今、下げる薬を飲んでいるところです^^;

もう、血液検査=唯一の健康診断という感じです。

 

さて、この血液検査をしたラボから、請求書が届きました。

明細を見ると、請求額は

688ドル(約76,346円)

調整と保険の支払いが665.02ドル

私への支払い請求は

22.98ドル(約2,627円)

保険が無かったら、血液検査だけで7万6千円!
高すぎですよね。

さて、今度はもっと高くなりそうな検査です。
大腸内視鏡検査と胃カメラ検査をした時のお話です。

アメリカの高額医療費制度実例その2:大腸内視鏡検査と胃カメラ検査

アメリカでは、50歳を過ぎると大腸内視鏡検査を受けることが推奨されています。
私も婦人科検診で勧められました。

繰り返しになりますが、アメリカには健康診断・人間ドックというものはありません。
それぞれの専門医を予約、説明を受けて、検査日を予約という形を取ります。

 

まずは紹介してもらった専門医との問診。

便秘してないか?
血便などはないか?
急に体重が減ったりしてないか?
などなど。

胃がキュッと痛んだりするんですよね、という話をしたら、
では、ついでだから、胃カメラもしましょうか?となりました。

ちなみにこの日かかった問診費用は、

40ドル(約4,568円)

でした。
結構、良い値段ですよね?

 

これは診察ごとに必要な自己負担額(コーペイ Copay)で、保険契約のプランにより変わります。

我が家の場合、渡米時(2000年)は10ドルでしたが、10年くらい前に20ドルになり、あっという間に40ドルになりました。
すっごく高くなったという印象です。

では、保険契約を変えれば?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、保険契約を提供しているのは夫が勤めている会社なので、簡単にはいきません。

今まで良いと思っていた保険会社のプランでも、会社がこれは嫌だと思えば提供停止もあります。
(保険会社の支払い、保険料の何割かは、会社が負担してくれています。)

医師によっては、使える保険が決まっているところもあるので、保険の変更によって、もう保険が使えないから通えない!なんてことも実際に2回ありました。
とっても良い先生だったんですけど…自腹ではとても無理ですから。

 

話を戻して、検査当日です。

病院から先払いで求められた料金は、

1,000ドル(約111,200円)

これは免責金額(ディダクタブル Deductible)で、私の保険契約ではこの金額までは自腹、これ以上になると保険適用なのです。
なので、これ以上はかからないはず。

ちなみに両検査とも全身麻酔で行うので、検査自体はあっという間に終わりました。

私は胃カメラの時、ピロリ菌検査も一緒にしたと後で聞きました。

そして数日後に病院から届いた請求書は!両検査合わせて、

4,982ドル(約568,845円)

でも保険で支払われて、私の負担はゼロでした。

そうそう、大腸内視鏡検査といえば、下剤を大量に飲みますが、その料金はほぼ無料でした。

これは私の保険のプランのおかげかもしれませんが、薬代はいつも無料です。
なのでここは割愛させていただきます。

 

日本で同じような検査を受けると、こんな感じらしいです。

大腸内視鏡検査:

初再診料・前処置薬剤・採血 2,500円~4,000円
大腸内視鏡(検査のみ) 約5,000円

胃カメラ検査:

診察料・血液検査 約2,000円~3,500円
胃カメラ(検査のみ) 約4,000円
ピロリ菌検査 約700円

安いですね…。

アメリカの高額医療費制度実例その3:健康診断

アメリカには健康診断が無い、と書きましたが、主に駐在員向けの日本人医師がいる日系の病院では健康診断を行なっています。

ただし、アメリカでの医療行為の観点からすると、医療上必要と認められないため、ほとんどが保険対象外となってしまい、やはり高額な印象です。

最後にこちらも参考に載せておきます。

 

まずは日本での費用の目安です。

一般定期健診 9,000~10,000円
日帰り人間ドック 35,000〜50,000円

日本でも自腹だとそれなりにしますね^^;

 

では、アメリカだと?

バリウム検査のないもので、

855ドル(約96,829円)

バリウム検査があるものだと、

1,135ドル(約128,539円)

という感じでしょうか。

やっぱり、ちょっと気軽には受けられないですよね。

まとめ

高額なアメリカの医療費制度の実例、いかがでしたでしょうか。

  • 血液検査
  • 大腸内視鏡検査と胃カメラ検査
  • 健康診断

の3つと、会社が提供してくれている保険会社のプランについてもお話しさせていただきました。

日本とはシステムがかなり違うので、ちょっとややこしいですよね。
システムについては、オバマケアとは?保険料と問題点、日本と違うのはここでも書いていますので、良かったらまだ未読の方は、チェックしてみてくださいね!

ただ1つ言えるのは、保険は日本の方が素晴らしい!ということです^^