アメリカのお正月は?大晦日から年越しの過ごし方

アメリカのお正月は、日本とは全く習慣が違います。

日本では年末までにいろいろ準備して、年明けはゆったり過ごしますよね。
お節料理や初詣、お年玉など楽しいこと、イベントも盛りだくさん。

さて、アメリカでは?

この記事では、

  • アメリカの大晦日にするカウントダウンは時差があるから厄介
  • アメリカの元旦で日本と違いあるものは?
  • アメリカの仕事始めはいつ?

現地から、年末年始の過ごし方をお送りします。

目次

アメリカの大晦日

大晦日はニューイヤーズ・イブ(New Year’s Eve)と言います。
イブはクリスマスイブのイブですね、前日とか前夜という意味です。

この言い方からも予想される通り、メインは元旦、ニューイヤーズ・デイ(New Year’s Day)です。

大晦日のお店は、営業時間が短くなりますが、開いています。
会社などはお休みです。

ちなみに日本は年末に大掃除をする習慣がありますが、

アメリカには年末に大掃除をする習慣はありません

スプリング・クリーニング(spring-cleaning)と言って、暖かい春になってから、窓を開けて大掃除をします。
これはこれで、実用的かも?

カウントダウンで年明けを祝う

アメリカの有名都市の各所で、カウントダウンで年越しが行われます。
TV中継も行われていますが、一番有名なのはニューヨークのタイムズスクエアでしょう。

ここが大晦日は人でいっぱいになり、年越しの数時間前から身動きも取れなくなると言われています。
トイレにも行けなくなるので、オムツをして参加している人もいるとか???

3、2、1、ハッピーニューイヤー!!

紙吹雪と花火のスゴイ盛り上がりの映像を、ご覧になったことのある方は多いと思います。

ここでちょっと面白いお話を一つ。
アメリカでも年越しの瞬間、このタイムズスクエアの中継映像は必ず使われるのですが、アメリカ国内には時差があります

例えば、私の住んでいるカリフォルニアとニューヨークでは3時間の時差があり、ニューヨークの年明け3時間後にようやくカリフォルニアは年明けなのです。
つまりタイムズスクエアの中継映像は録画…。

でも私の友人は真面目にこう言ったことがあります。

「え、そうなの?!タイムズスクエアでは毎時間、TVに合わせてカウントダウンしてくれてるのかと思ってた!」

なわけあるかーい!
ハワイとの時差は6時間です…待ってる人、いい加減帰りますよね?

でもそう思ってしまうのも納得するくらい、ライブと堂々と映像が使われてるんですよね。
ちなみに時計がいい加減で、TVと携帯の時間が数秒ずれているのも当たり前です(笑)

年越しの瞬間に起こること

年が変わった瞬間、花火を上げる都市も多いです。

有名なのはラスベガス、ハワイ、よく中継しています。

私の地元のサンフランシスコでも花火をかなりの時間、あげています。
遠くからでも音が聞こえます。

そしてアメリカでは、年越しの瞬間、近くの人とキスをする、という習慣があります。

好きな人がいたら、そそくさと近づくと良いかも?(笑)

その後、大人達は新年のパーティで朝まで楽しむ人も多くいます。
まあ多くはTV中継を見たら、おやすみなさい、ですが。

アメリカの元旦

年が明け、元旦。
アメリカも祝日で、もちろんお休みです。

日本のように年賀状が届くということはありません。
代わりにホリデーカードのやり取りはしますが、これはクリスマス前後が多いです。

もちろん初詣もありません
元旦礼拝をやっている教会はあるので、信者の方は教会へ行きます。

お正月料理は?

日本にはお節料理というお正月のお料理がありますね。

アメリカには、正月料理はありません

もちろん年越し蕎麦もありません。

…サミシイです。

だから在米日本人は、お節・お雑煮などは日系スーパーで仕入れて自分で作ります。

お正月TV番組は?

日本ではお正月にお笑いの特別番組が並びますね。

あと駅伝!

アメリカはと言うと…。

アメリカでは、カレッジフットボールのプレーオフ全米王座決定戦、ボウル・ゲームが放送になります。

はぁ?カレッジ?NFLじゃなくて?

いえいえ、カレッジフットボールはMLBやNBA以上に人気があったりするんです。
特に4大プロスポーツのチームのない地域では、最も関心が高かったりします。

正月の飾り付けは?

日本では鏡餅など飾りますね。

アメリカでは、ありません

キッパリ。

それどころか、クリスマスツリーがまだ片付けられず残ってます
1月半ばくらいまであったりします。

アメリカの三が日

日本ではお正月の3日までは、だいたいお休みですね。

アメリカでは、2日から仕事です

まあ最近では、もうちょっと長くなる傾向にありますが…。

以上、アメリカのお正月終了のお知らせでした。
チーン。

まとめ

アメリカのお正月は?大晦日から年越しの過ごし方、いかがでしたでしょうか。

  • アメリカの大晦日は、ニューイヤーズ・イブ(New Year’s Eve)と言い、大掃除の習慣はない
  • カウントダウンで年越しするが、時差があるため、中継映像は録画。
  • 年越しの瞬間には花火が上がり、近くの人とキスをする習慣がある
  • 元旦はお休み、年賀状や正月料理、特別な飾り付けはない
  • TVのお正月特番もないが、カレッジフットボールのボウル・ゲーム放送があり人気
  • 2日から仕事が始まる

でした。

日本に比べると、アメリカのお正月はツマラナイですねー。
大晦日のカウントダウンで終わりって感じです。

お正月よりもクリスマスの方がメインイベントなのでしょうね。

学校も同じ、2日から始まるの?と思われた方がおられるかも知れません。
そのエリアによって変わりますが、学校はもう少し長めのお休みであることが多いです。

学校のスケジュールは学区、その年によってまちまちで、お休みが長くなったり、短くなったり。
柔軟というか、適当というか、何でもありなのがアメリカです。

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