イースターの意味と由来は?いつ?何をする?エッグとうさぎ

うさぎのイラストやカラフルなイースターエッグ。
東京ディズニーランドでは毎年、エッグハントのイベントも行われていますね!

日本でも「イースター」とよく聞かれるになりました。

でも、イースターが何を祝う日なのか、実はよく分からない人は多いのではないでしょうか。

  • イースターっていつ?
  • 何をする日なの?
  • うさぎや卵との関係は?

イースターの秘密に、詳しく迫ります!

イースターの意味と由来

イースター(Easter)は、キリスト教のお祭りです。

キリスト教と言えば、クリスマスですね。
クリスマスは、キリストの「降誕を記念する祝日」でしたが、イースターは、

イエス・キリストが復活したことを祝う「復活祭」

です。

十字架に架けられて亡くなったイエス・キリストは、3日後に復活します。

この復活を、実はキリストは生前に予言しています。
予言は現実となり、キリストが起こした数々の奇跡の中で最大の物が、この「自身の復活」でした。

キリスト教にとっては、キリストが復活したイースターの方が、大切な祝日なのです。

 

ところでこのイースター、毎年、時期が違うなと思っていませんでしたか?

イースターっていつ?

実はイースターはクリスマスと違って、毎年、日付が変わる移動祝日なのです。

その決め方は、

春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日

というもの。
だから年によっては、1ヶ月くらい日付が違うこともあります。

ちょっとややこしいですね?^^;

2018年で見てみましょう。


2018年の春分の日は赤丸、3月21日です。
そこで、3月21日の最初の満月の日を探します。

その日は黄色の丸、3月の31日の土曜日。
次の日曜日は、で囲んだ翌日の4月1日です。

つまり、2018年のイースターは、4月1日(日)になります。

ちなみに2019年は4月21日(日)になります。

2018年と2019年では、20日もズレがあることになりますね。

 

ところで今の日付の計算ですが、グレゴリオ暦という、世界各国で用いられている太陽暦を使って行いました。
これは西方教会(ローマ・カトリック教会)で採用されている暦です。

なので、西方教会の人々はこの日付でイースターのお祝いをします。

 

しかしここで1つ問題があるんです。
西方教会とは別の、中東、ギリシャ、東ヨーロッパ方面の東方教会(正教会)というのを聞いたことはありますか?

この東方教会では、グレゴリオ暦ではなくユリウス暦を使っているため、イースターの日付がずれてしまうのです。
2017年はたまたま同じ4月16日(日)でしたが、次に一致するのは2025年。

 

この「復活日論争」は未だに議論が続いているそうですよ。
移動祝日ならではの問題ですね。

 

さて、イースターがいつ、どんな日か分かったところで、次は何をするのか、具体的に見てみましょう!

何をするの?

イースターは、クリスマスと同様、家族が集まり、ご馳走(イースター・ディナー)を食べます。

敬虔なクリスチャンは、イースターの40日前の水曜日からイースターの前日までの期間、肉を断食して過ごします。
これをレント(Lent)と言いますが、キリストの受難に倣うという意味があるそうです。

このレントの期間には、いろいろな名前が付いていて面白いので紹介しますね。

ファット・チューズデイ(Fat Tuesday)
レントの前日です。
お肉が食べられなくなるので、思い切り飲んで騒いで過ごします。
太った火曜日って、そのままですね!


アッシュ・ウェンズデイ(Ash Wednesday)
レントの初日です。
教会で額に灰(アッシュ)を十字に付けてもらいます。
グレーな気持ちが現れてます。

グッド・フライデイ(Good Friday)
イエス・キリストが十字架に架けられた日です。
聖金曜日と言われています。

ちょっとここで余談ですが。
何故、グッドなの?バッドじゃないの?と日本人なら思ってしまいませんか?
私は思いました^^;

でもこれ、別に「良い」という意味ではなく、「God’s Friday」という意味の古い英語の言い方から来ているそうです。

そして復活のイースター!
断食の解禁日ですから、肉料理や動物性食品を並べてお祝いしたくなるのも分かる気がしますね。

 

イースターですること。
子供達にとって楽しみなのは、何と言ってもエッグハント(卵狩り)です。

卵の形のプラスチック容器に、お菓子やオモチャを詰めます。
庭や公園のあちこちに隠します。
よーい、どん!で手にバスケットを持った子供たちが探します。

アメリカの小学校では、クラス行事にエッグハントが入っていることが多いです。
用意するのは、もちろん、先生ではなく、保護者ですけどね。

お金(数ペニー)が入っているエッグハントに(娘が)参加したこともありました。
この時は、大きい子の本気度が凄かったです。
普通は小さい子が取れてないと譲るのですが、奪い合ってました。

こんな風に、子供たちは皆、エッグハントが大好きです!

 

あれ、でも、イースターエッグって確かとってもカラフルでしたね。
ちょっとイメージが違いますか?

エッグハントに使われるのは、ほとんどがプラスチック容器です。
次は実際に食べられるイースターエッグのお話をしましょう。

イースターエッグの意味

キリスト教では、卵は命の誕生を意味する重要なものとして教えられています。

新しい命が生まれる卵は、生命の源。
昔から「豊穣のシンボル」とされているのを、知っていますか。

ひよこが卵の殻を破り出てくるように、

キリストも死という殻を破って復活した

そういう意味が、イースターエッグには込められています。

だからイースターには、キリストの復活を祝って、イースターエッグを食べるのです。


普通はゆで卵ですが、最近は中身がチョコレートなんてのもありますね。

キリストに新しい命が宿ったお祝いなので、卵はカラフルにするのが普通です。

赤い色が多いのは、赤が復活の血の色を表すからと言われています。

でも、こんな話もあります。

 

キリストの死と復活を見届けたマグダラのマリアという聖人がいました。

マリアは、キリストの復活を知らせるためローマを訪れました。

当時は卵を贈る習慣があったので、彼女も白い卵を持参しました。
そして、ローマ皇帝にこう告げたのです。
「イエス・キリストは復活しました」

ところが皇帝は、
「そんな話は白い卵が赤くなる以上にありえない」

まあ、当然ですよね。

ところがその途端、マリアの持参した白い卵が、真っ赤に染まったのでした。

マリアの話は本当だった、というお話です。

 

最後に、イースターにはうさぎのイラストがよく使われていますが、なぜうさぎなのでしょうか?

イースターにうさぎの意味

イースターのうさぎは、イースターバニーと呼ばれています。

卵が「豊穣のシンボル」であるように、うさぎは多産であることから、
イースターの「繁栄のシンボル」です。

と同時に、イースターバニーは、イースターエッグを運んでくるとされています。

起源となったドイツでは、イースターの朝、小さな子供たちが今でも家や庭を駆け回るそうです^^
もちろん探すのは、イースターバニーが夜中に運んで来た、色とりどりのイースターエッグです。

楽しそうですね!

まとめ

イースターにまつわるお話、いかがでしたでしょうか。

  • イースターは、イエス・キリストが復活したことを祝う「復活祭」
  • イースターは、毎年、日付が変わる移動祝日
  • その決め方は、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」
  • イースターは、家族が集まり、ご馳走(イースター・ディナー)を食べる
  • 敬虔なクリスチャンは、レントを行う
  • 子供が大好きなのはエッグハント!
  • イースターエッグの意味は、「キリストも死という殻を破って復活」
  • イースターバニーは、「繁栄のシンボル」

でした。

イエス・キリストの復活を祝うイースターは、クリスマス以上にキリスト教にとって意味がある。

だからこそ、イースターエッグやイースターバニーのような一見、楽しそうなもので、一般の人々に広めようとしたのかな〜と思いました。

今まではイースターと言えばエッグハントでした。
でも次のイースターには、キリスト復活にも思いを馳せながら、赤く色付けした殻のゆで卵を食べてみたいと思います。