こんにちは、2000年からシリコンバレー在住のMAKIです。
アメリカでは摂氏ではなく、華氏を使っています。
華氏は、アメリカやイギリスで使われている温度の単位です。
摂氏は、°C、セルシウス度ですが、
華氏は、°F、ファーレンハイト度と言います。
「今日は72度!」
なんて言われると、え、それってどんな?って思っちゃいますよね。
今日は、
- 摂氏と華氏の違いは基準にあった!
- 摂氏と華氏は計算式より体感早見表が便利!
というお話です。
摂氏華氏の違い
まずは簡単に2つの違いを並べて見ます。
摂氏
単位:セルシウス(Celsius)
(スウェーデンの天文学者、アンデス・セルシウスさんから)
水の凍る温度:0°C
沸騰する温度:100°C
華氏
単位:ファーレンハイト(Fahrenheit)
(ドイツの学者、ガブリエル・ダニエル・ファーレンハイトさんから)
水の凍る温度:32°F
沸騰する温度:212°F
日本は摂氏に慣れているせいでしょうか。
水が凍る0度と、沸騰する100度は理解できますが、華氏の中途半端な数字には
「一体、何ですか、これは?^^;」
と思ってしまいますね。
でも、これ、ちゃんと理由がありました。
ファーレンハイトさん、
- 外の一番低い温度:0度
- 自分の体温:100度
にしたんだそうです。
これを摂氏にすると、
- 外の一番低い温度:−17.8°C
- 自分の体温:37.8°C
だったのですね。
(ドイツ、寒っ)
つまり、
水を基準に考えられた摂氏、人を基準に考えられた華氏
という訳です。
華氏は、病院で体温計をもらって熱を測って、
「うわー、100度超えてる!ヤバイ!熱ある〜!」
と分かりやすい温度の単位だったという^^
でも気温だと半端で分かりくいことに変わりないですけど。
と思っていたら、体感早見表が便利だという話がありました。
次で見てみましょう。
摂氏華氏早見表と計算式
ちなみに、摂氏から華氏への計算式には、こんなのがあります。
°C=(5÷9)×(°F-32)
逆にするとこんな。
°F=(9÷5)×°C+32
はあ、そうですか、って感じですよね^^;
やってられないです。
ファーレンハイトさんは人を基準に華氏を作りました。
でも華氏の0度は、外の1番低い温度でしたよね?
つまり、人の住める場所の温度は、0度から100度に収まるのだそうです。
なるほど〜!目から鱗です。
という訳で、華氏の体感早見表がこちらです。
華氏(°F) | 摂氏(°C) | 体感 |
---|---|---|
〜10 | 〜-12.2 | 寒くて死ぬ |
〜20 | 〜-6.7 | 死にそうに寒い |
〜30 | 〜-1.1 | めちゃめちゃ寒い |
〜40 | 〜4.4 | すごく寒い |
〜50 | 〜10 | 寒い |
〜60 | 〜15.6 | 涼しい |
〜70 | 〜21.1 | 暖かい |
〜80 | 〜27.2 | ちょっと暑い |
〜90 | 〜32.2 | 暑い |
〜100 | 〜37.8 | すごく暑い |
体感は、寒がりの私モードになっております^^;
でも、ほら、風が吹いていたりするだけでも体感温度って変わりますから。
参考程度にお願いします。
ちなみに我が家のヒーター。
快適温度は、66〜74°Fになっています。
摂氏にすると、19〜23度って感じですね。
あれ、思ったよりもエコ設定でした…!
今、気づきました^^;
まとめ
摂氏と華氏について、いかがでしたでしょうか。
- 摂氏は水を基準に考えられた
- 華氏は人を基準に考えられた
- 華氏を覚えるには、体感早見表が便利
でした!
私はアメリカに住んで結構経ちますが、華氏よりも摂氏の方がやっぱりピンと来ます。
特に体温は摂氏じゃないとダメですね。
微妙な感じが分かりません。
102度なんて言われたら、沸騰してると思っちゃいます!