こんにちは、2000年からシリコンバレー在住のMAKIです。
アメリカ4大スポーツの1つ、 ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)は、アメリカに29チーム、カナダに1チームの合計30チームが所属しています。
その中で、どのチームがいちばん人気がある、愛されているチームなのか?
ランキング形式でいちばん不人気なチームまでご紹介します。
2022年に書かれたアメリカの記事から、
- NBA人気チームランキング(2022年度版)
- 今期面白くなる最も観るべきチーム
- 何年のどのチームが歴代最高?10チーム
と3本立てで、お楽しみ下さい。
NBA最も愛されているチームランキング
こちらのデータは、SNSのデータを分析し、どのチームが最も好意的に語られているか?好感度を得ているか調べたものです。
ランク | チーム名 | 好感度 | 総フォロワー数 |
---|---|---|---|
1 | シカゴ・ブルズ | 20.80% | 30,435,628 |
2 | ゴールデンステート・ウォリアーズ | 19.10% | 48,149,619 |
3 | オーランド・マジック | 16.30% | 6,161,629 |
4 | ニューヨーク・ニックス | 16.10% | 11,755,482 |
5 | ミルウォーキー・バックス | 15.60% | 10,288,717 |
6 | デンバー・ナゲッツ | 15.50% | 5,618,580 |
7 | ロサンゼルス・レイカーズ | 14.90% | 52,321,433 |
8 | サクラメント キングス | 14.80% | 10,624,663 |
9 | フェニックス・サンズ | 14.60% | 6,479,573 |
10 | ユタ・ジャズ | 13.80% | 8,164,010 |
11 | サンアントニオ・スパーズ | 13.30% | 14,554,210 |
12 | メンフィス・グリズリーズ | 13.10% | 5,430,199 |
13 | オクラホマシティ・サンダー | 12.30% | 14,379,492 |
14 | ダラス・マーベリックス | 11.80% | 10,535,695 |
15 | ボストン・セルティックス | 11.20% | 19,952,367 |
16 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | 10.40% | 6,016,902 |
17 | マイアミ・ヒート | 10.10% | 25,825,318 |
18 | ヒューストン・ロケッツ | 9.89% | 25,544,036 |
19 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 9.40% | 10,709,842 |
20 | デトロイト・ピストンズ | 9.25% | 4,443,090 |
21 | ブルックリン・ネッツ | 9.19% | 9,902,212 |
22 | トロント・ラプターズ | 8.63% | 8,798,856 |
23 | アトランタ・ホークス | 8.30% | 5,635,700 |
24 | クリーブランド・キャバリアーズ | 8.01% | 23,853,389 |
25 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 7.06% | 7,117,111 |
26 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 6.81% | 7,925,637 |
27 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 5.26% | 5,790,088 |
28 | インディアナ・ペイサーズ | 5.09% | 6,768,683 |
29 | ワシントン・ウィザーズ | 3.95% | 8,209,114 |
30 | シャーロット・ホーネッツ | 3.41% | 5,802,049 |
1位はシカゴ・ブルズ!
マイケル・ジョーダンやスコッティ・ピッペンが所属していたシカゴ・ブルズは、20%を超える好感度を得ました。
僅差で2位は、ゴールデンステート・ウォリアーズ!
2022年のNBA チャンピオンチームです。
大人気のステフィン・カリー選手がいるので、好感度も納得です。
3位はオーランド・マジック!
2021-2022シーズンのイースタン・カンファレンスでは22勝で最下位でした。
でも好感度高し!
フォロワー数は少なめですね
最もフォロワーを持つのは、5,200万人越えのロサンゼルス・レイカーズです。
Facebookのフォロワー数も2,150万人以上でトップ、Twitterでも最もフォローされているチームです。
2位のゴールデンステート・ウォリアーズは膨大なInstagramフォロワー数で知られ、他よりも400万人ほど多いです。
またTikTokも活用していて、NBAでトップです。
3位はシカゴ・ブルズ、4位はマイアミ・ヒートで、どちらも2,500万人以上のフォロワーがいます。
参考:Ranking the Most Loved NBA teams
今期(2022-23年)最も観るべき面白くなるNBAチーム
2022年10月のワシントンポストでおすすめされていたチームです。
30チームのエンターテイメント性が比較されています。
1位:ゴールデンステート・ウォリアーズ
ステフィン・カリーの安定した人気、クレイ・トンプソンの健康状態の改善、モーゼス・ムーディ、ジョナサン・クミンガ、ジェームズ・ワイズマンなど野心的な若い選手で、魅力的なタイトル防衛になることが約束されています。
2位:メンフィス・グリズリーズ
ドリブルでも空中でも、ジャ・モラントの活躍を見るのは最高のショーです。
ジャレン・ジャクソン・ジュニアのシーズン序盤の欠場はムードを弱める可能性がありますが、大胆不敵なグリズリーズは、モラントとシューティングガードのデズモンド・ベインが頼りになるでしょう。
3位:デンバー・ナゲッツ
昨年のニコラ・ヨキッチのように、シーズンMVPの栄誉獲得を狙います。
またジャマール・マレーが長期にわたる膝の怪我から復帰、スムーズなシュートにより、効率的な攻撃を行うことができるようになりました。
4位:ミルウォーキー・バックス
ヤニス・アデトクンボが3度目のMVP賞を受賞する可能性があります。
5位:アトランタ・ホークス
トレイ・ヤングとデジャンテ・マレーをペアにすることで、対戦相手を惑わせることができます。
デアンドレ・ハンターとオニエカ・オコングは、より安定した活躍をするはずです。
6位:ミネソタ・ティンバーウルブズ
ミネソタのツインタワー、ルディ・ゴベアとカール=アンソニー・タウンズがどのように噛み合うかが見どころです。
7位:ニューオーリンズ・ペリカンズ
レブロン・ジェームズ以来の逸材とされるザイオン・ウィリアムソンが怪我から復帰、ブランドン・イングラムとCJ・マッカラムとの活躍が期待されます。
8位:クリーブランド・キャバリアーズ
NBAオールルーキー・ファーストチーム受賞のエバン・モーブリーが、NBA最優秀守備選手賞候補に成長するよう集中できるかが鍵です。
9位:ダラス・マーベリックス
ジェイレン・ブランソンがFAとなった記事が注目されましたが、ティム・ハーダウェイ・ジュニアが長期の怪我から復帰、新人のクリスチャン・ウッドにも期待です。
10位:ボストン・セルティックス
決勝での敗退を経て、暫定コーチのジョー・マズラの下で優位性を維持できるかが勝負です。
ボストンのディフェンスの強さは魅力的です。
11位〜30位は一覧表で
ランク | チーム名 |
---|---|
11 | ロサンゼルス・クリッパーズ |
12 | ブルックリン・ネッツ |
13 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ |
14 | トロント・ラプターズ |
15 | フェニックス・サンズ |
16 | ロサンゼルス・レイカーズ |
17 | マイアミ・ヒート |
18 | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
19 | ニューヨーク・ニックス |
20 | デトロイト・ピストンズ |
21 | シカゴ・ブルズ |
22 | サクラメント・キングス |
23 | ヒューストン・ロケッツ |
24 | シャーロット・ホーネッツ |
25 | オーランド・マジック |
26 | ワシントン・ウィザーズ |
27 | オクラホマシティ・サンダー |
28 | インディアナ・ペイサーズ |
29 | ユタ・ジャズ |
30 | サンアントニオ・スパーズ |
好感度が高かったからといって、こちらでも上位とは限らないのが面白いですね!
参考:The most (and least) entertaining NBA teams to watch this season
最後に史上最高のNBAチーム10をお送りします。
NBA歴代最高のチームランキング10
こちらは10位から発表します。
10位: クリーブランド・キャバリアーズ(2015-16)
デトロイト・ピストンズ、アトランタ・ホークス、トロント・ラプターズを破って決勝進出を決め、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのオールスター・トリオの強力なゴールデンステート・ウォリアーズと対決しました。
ウォリアーズが先に2勝、キャバリアーズが1勝、またウォリアーズが1勝。
その後キャバリアーズが続けて3勝し、4勝3敗で勝利を勝ち取りました。
1勝3敗からの逆転優勝はNBAファイナル史上初です。
9位:フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(1966-67)
完璧なスタートでレギュラーシーズンを制覇しました。
プレーオフはボストン・セルティックスに4勝1敗で大勝し、8度のディフェンディング・チャンピオンの座を奪うことに成功しました。
決勝のサンフランシスコ・ウォリアーズは6試合で破り、意気揚々とNBAチャンピオンシップ獲得となりました。
8位: ロサンゼルス・レイカーズ(2000-01)
ウエスタン・カンファレンスでレイカーズは、ポートランド・トレイルブレイザーズ、サクラメント・キングス、サンアントニオ・スパーズとの試合を11勝全勝でファイナルに進出しました。
プレーオフを11戦全勝で勝ち上がったのはリーグ史上2チーム目です。
フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのファイナルは、2戦目は落としましたが、4勝1敗で優勝しています。
レイカーズのポストシーズン15勝1敗(勝率93.8%)は歴代最高の勝率です。
7位: ロサンゼルス・レイカーズ(1986-87)
マジック・ジョンソン、カリーム・アブドゥル=ジャバー、ジェームズ・ウォージーの3スターが活躍したこの年のロサンゼルス・レイカーズは、NBA史上で最も象徴的なチームの1つでした。
対戦相手を一掃してNBA ファイナルに進み、ボストン・セルティックスと対戦しました。
6試合を行い、レイカーズが4勝2敗で優勝しました。
マジック・ジョンソンは、MVPに選ばれています。
6位: シカゴ・ブルズ(1990-91)
マイケル・ジョーダンに最初のタイトルをもたらしたチームです。
レギュラーシーズンの勝利数は特筆すべきものではありませんが、プレーオフのパフォーマンスは本当に素晴らしいものでした。
イースタン・カンファレンスでニューヨーク・ニックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、デトロイト・ ピストンズを11勝1敗で破りました。
そしてファイナルでは、マジック・ジョンソンとロサンゼルス・レイカーズを 5 試合で制覇しました。
5位:ボストン・セルティックス(1985-86)
この年のボストン・セルティックスは、史上最高のNBAチームの1つと言えました。
ラリー・バード、ケビン・マクヘイルとロバート・パリッシュは史上最強のフロントラインと呼ばれていました。
ビッグ・スリーにビル・ウォルトンを加え、セルティックスは快進撃、シーズンの勝率は8割を超え、ヒューストン・ロケッツとのファイナルは4勝2敗で勝利し、バードがMVPに選ばれました。
4位:ロサンゼルス・レイカーズ(1971-72)
この年は、3人の有能な殿堂入り選手が安定した形でリーダーシップを発揮していました。
プレーオフファイナルの相手は、8度ファイナルで敗退させられているニューヨーク・ニックスでした。
初戦は負けたものの、その後4連勝し、17シーズンぶりにレイカーズが悲願の優勝を果たしました。
ファイナルMVPはレイカーズのウィルト・チェンバレンが初受賞しています。
3位:ミルウォーキー・バックス(1970-71)
この年のバックスは、点取りカリームと4人のスター選手が堅実な守りを見せました。
カリーム・アブドゥル=ジャバーは2年目でしたが、MVPを受賞しています。
プレーオフでは2敗しただけで、準決勝では強力なロサンゼルス・レイカーズを破り、ファイナルではボルティモア・ブレッツを4連勝で負かしています。
1968年新設のチームが3年で優勝するという、リーグ史上最短の記録です。
2位:シカゴ・ブルズ(1995-96)
1995-96年のシカゴ・ブルズを最高のチームだと考える人は多いです。
レギュラーシーズンで70勝し、NBAファイナルを制覇した唯一のチームです。
マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンがNBAオールスターゲームに選ばれ、ジョーダンは平均30.4得点で得点王にヘッドコーチのフィル・ジャクソンがコーチ・オブ・ザ・イヤーに輝いた。かつての宿敵デトロイト・ピストンズでプレーしていたデニス・ロッドマンがサンアントニオ・スパーズから移籍してきてリーグ最強の3人組として注目を集めた。また、欧州出身の長身シューターであるトニー・クーコッチ、優秀なディフェンダーであるロン・ハーパーも陰からチームを支えた。
1995-96シーズンのシカゴ・ブルズ
1位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ(2016-17)
この年のウォリアーズは史上最も最強なチームでした。
ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンがチームの4大スターです。
プレーオフでは、ファイナルでクリーブランド・キャバリアーズに1敗しただけ、16勝1敗というリーグ史上最も並外れた記録を残しています。
参考:The 10 Best NBA Teams Of All Time
まとめ
NBA人気チームランキング【2022】今期注目や歴代最高チームも、いかがでしたでしょうか。
- 好感度では、
- 1位:シカゴ・ブルズ
- 2位:ゴールデンステート・ウォリアーズ
- 3位:オーランド・マジック
- 今期の注目では、
- 1位:ゴールデンステート・ウォリアーズ
- 2位:メンフィス・グリズリーズ
- 3位:デンバー・ナゲッツ
- 歴代のチームでは、
- 1位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ(2016-17)
- 2位:シカゴ・ブルズ(1995-96)
- 3位:ミルウォーキー・バックス(1970-71)
(それぞれベスト3だけ)という結果でした。
ゴールデンステート・ウォリアーズとシカゴ・ブルズの人気の高さが窺えますね!
来年はどうなるか、楽しみです。