アメリカ!肥満になる原因と食生活、対策は?

  • 2017年2月3日
  • 2018年11月6日
  • 話題

アメリカに来て驚くことの1つ。
それは、日本では見ないほど桁外れに太っている人が多いことではないでしょうか?

中には、歩くのも大変なのか、
〜膝や心臓が悪いのか〜
電動スクーターで移動している人までいます。

見るからに100キロ超え。

何で?
どういう理由で?
そうなる前に、何とかしなかったの?

日本人的にはそう思ってしまいます。
でも、またそういう人に限って、えらい食べてたりするんですよねー。

いったいアメリカは、いつから肥満大国になってしまったのか。

現地から肥満になる原因と理由、その食生活、対策の様子をご紹介します!

アメリカ肥満率

アメリカが肥満大国と言われて久しいです。

 

米疾病対策センター(CDC)の2015年の調査によると、

20歳以上の肥満率は、過去最悪の30.4%!

人種別に見ると、アフリカ系の黒人女性の肥満率が高くなっています。

年齢別だと、40〜59歳が最も高く、次いで20〜39歳、60歳以上。

アメリカ人は、何故太ってしまうのでしょうか?

 

Dietdoctor.comにアメリカの肥満率推移の記事がありました。
これによると、

1985年、1995年はBMIがどの州も20%以下なのに、

2005年になると南部を中心に30%を超える州が出て来ます。

そして2014年にはほとんどの州が25%を超えてしまうのです。

2010年辺りからアメリカは肥満大国へと滑り落ちたのです。

一体、何があったというのでしょう?

肥満原因

あれは、まだ私が日本にいて、アメリカ人ファミリーの家に招待された、1990年の頃のことでした。

ディナーの後、皆でお茶をして歓談していた時。
そこの家の主人がおもむろに冷凍庫からアイスクリームを取り出しました。

「これ、大好きなんだ」

そして一人で抱えて、バクバク食べ出したのです。
ミニカップじゃなくて、日本人なら皆で分けるようなパイントの大きいヤツです。

これは衝撃でした。
そりゃ、太るわと思いました。

ちなみに彼は、お腹がでっぷりのアメリカ人でした。

 

でも2000年にアメリカに来たら、こういうアメリカンサイズの食べ物が普通でした。

アメリカの食事はとにかく量が多いのが当たり前です。

油で揚げたポテトは、サイドとしてとにかくどっさり付いてきます。
ポテトは野菜、ケチャップも野菜、という考えのアメリカ人は多いです。

ドリンクは、日本のLサイズがMサイズです。
Sサイズは試供品という感じです。

アメリカのLサイズは日本にはない巨大サイズ。
しかもお代わり自由が普通です。

お砂糖たっぷりの清涼飲料水をガブガブ飲んでいたら、糖分の量はものすごいと思います。

アメリカンフットボールの選手の体を想像してみて下さい。
日本人とは骨格が、体の造りが全然違いますよね。

ああいう人達が、たくさん食べるのだから、絶対に敵わない、と思います。

しかし太る原因は、もちろん、量だけではありません

アメリカ肥満の食生活

アメリカには、低価格の加工食品がたくさんあります。

TVディナーと言われる冷凍ディナーは、料理をする手間も省けると大人気。
スーパーの巨大冷凍庫には、いろいろな種類が並んでいます。

アメリカ人は基本、余り料理をしません。

いや、する人はするのですが、日本と比べたら、毎日する人は圧倒的に少ないです。

買ってきたり、外で食べたり、簡単なもので済ます人が多いです。
子供がいてもそんな感じです。

 

今は低所得者に肥満が増えています

昔話ではお金持ちが太り、貧乏な人は食べられなくて痩せていました。
でも今は、お金持ちはダイエットをしてスマートです。

低所得者は栄養バランスが悪くても、安くて満腹感が得られるジャンクフードや、加工食品を買います。

野菜やフルーツって、良いものは高いですから。

お金があれば、健康に気を遣って、良い食材を求め、家で料理をすることもできます。

でもそうでなければ、加工品で済ませ、生活習慣病や肥満のリスクも上がります

また子供の頃からの教育もあります。

アメリカの給食はホットランチと呼ばれ、日替わりで買うこともできますが、お弁当を持参することもできます。

ホットランチはまずいからと、持ってくる子は多いです。
でも日本のようなお弁当を持ってくる子はいません。
せいぜいサンドイッチとフルーツくらい。

私が驚いた子では、スナック菓子1つ持ってきただけってのがありました。
でも、アメリカの子って、結構そんなものだったりします。


写真の持ち込みランチは、私も娘にお願いされて小学校時代に買ったことのあるランチャブル。
クラッカーにハムとチーズを挟むだけというお粗末さ
でもジュースやデザートのお菓子が付いているのもあって、子供達には大人気!

でも日本の給食に比べると、本当にごめんなさいのレベルですね。
娘は喜んで食べてましたけど、たまになら良いかな、って。
あ〜、ゴメンなさい、デス。

次に、アメリカは、国として肥満対策をしているのかを見てみましょう。

肥満対策

学校給食の話が出たところなので、2010年にミシェル・オバマ大統領夫人が始めた、

レッツムーブ運動

アメリカの飲食メーカーを巻き込み、子供達の肥満解消を目指した国家プロジェクトです。

  • 塩分を25%カットする
  • トランス脂肪酸の入った食品は製造しない

など。

娘に確認したところ、学校内でこの活動は有効だとのことでした。

またごく最近では、2015年に導入された、

ジャンクフード税

名前の通り、炭酸飲料やスナック菓子、ファストフードに掛けられる税です。

でもこれ、アメリカ全土ではなく、アリゾナ州など3州にまたがる先住民居留地ナバホ自治区だけ。
ぜひ、全土に広げて欲しいです。

という感じで、肥満については認識されてはいるのですが、余り真剣には対策が取られていない感じです。

やはり飲食メーカーはお金持ち=富裕層で、本音としては、一般の人に買って欲しいのかもしれません。

肥満が深刻な社会問題になっていても、自分たちは関係ないと思っているような、そんなアメリカの格差社会を感じました。

アメリカが肥満大国から脱出するのは、まだまだ難しいようです。

まとめ

アメリカの肥満について、いかがでしたでしょうか?

  • 2010年辺りからアメリカは肥満大国へ
  • アメリカの食事はとにかく量が多い
  • 低価格の加工食品がたくさんある
  • 低所得者に肥満が増えている
  • 学校給食がお粗末
  • 肥満対策はされているが、真剣味がない

でした。

私もアメリカに住んで15年以上、以前はこんなに食べられないよ!と思っていたポテトをキレイに食べられるようになりました。

慣れって怖いです…でも体重増加チェックと、手軽な加工食品には手を出さないよう、気をつけています。

やはり毎日の食生活が大事です、お家でご飯が一番ですね。

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