ハロウィンの由来と起源!日にちやキリスト教との関係も

秋から冬に変わる時期にあるイベントと言えばハロウィン
コスプレをしてトリック・オア・トリートは、今ではすっかりお馴染みとなりました。
お化けはちょっと怖いけど、お菓子を貰えて、子供達も大喜び!

でもハロウィンって、いったい何のお祭りなのかな??
ジャック・オ・ランタンって何モノなの?何故、カボチャ??

そんな色々な疑問にズバリ!お答えいたします。

ハロウィンの起源は古代ケルト祭!日にちは?

ハロウィンの起源は、サウィンという古代ケルトのお祭にまでさかのぼります。

ケルト人は、2000年前、今のアイルランド、イギリス、フランス北部のあたりに住んでいました。

彼らは新年の始まり=11月1日と定めていたそうです。

この日はケルト人にとって、夏の終わりと、暗く寒い冬の始まりを意味していました。

またケルト人は、新年の前夜、10月31日に、生者と死者の世界の境界がぼやけると信じていました。
今でいうお盆に近い感じですかね?
それで死者の霊が地上に戻ると信じられていたサウィン祭を31日に祝ったのです。

 

そういう訳で、

ハロウィンは毎年、10月31日に行われます。

週末に当たった時は、学校でのイベントはちょっと早めに行ったりします。

 

ケルトのお祭の話に戻ります。

サウィン祭では、ドルイドと呼ばれるケルトの司祭たちが、巨大なかがり火を焚きました。
その火で人々が作物や動物を焼いて、ケルト神々への犠牲として捧げました。

祭りが終わると、人々はこの聖なるかがり火から炎を分けてもらい、その晩早くに消した自宅の炉床に火を入れました。
これから来る冬の間、聖なる炎が人々を守ってくれるという意味があったそうです。

 

ハロウィンの起源がわかったところで、次はハロウィンという言葉はどこから来たのか?を見てみましょう。
考えてみると、変な言葉ですよね、Halloweenって。

ハロウィンの由来・語源はキリスト教から

ハロウィンという言葉はキリスト教起源のものです。

「ハロウィン(Hallowe’en)」は、「神聖な夜(hallowed evening)」「聖なる夜(holy evening)」を意味します。
これはスコットランドの「All Hallows Eve(諸聖人の日の前の夕方)」という言葉から来ています。

※諸聖人の日
カトリック教会の祝日の一つで、「万聖節」とも呼ばれます。
11月1日が諸聖人の日で、2日が死者の日(万霊節)です。
英語では「オール・ハロウズ(All Hallows)」の他に、「ハロウマス(Hallowmas)」「オール・セインツ・デイ(All Saints’ Day)」とも表記されます。

時が経つにつれ、(All) Hallow(s) E(v)en が Hallowe’en に進化しました。

 

語源はキリスト教だったのですね。
でも確か、ハロウィンとキリスト教は関係がなかったはず…???

キリスト教と関係があるの?

語源はキリスト教からですが、聖書にはハロウィンについて書かれていません。
全く関係のない、ただの民間行事と考えるのが正解です。

あー、やっぱり、そうなんですね。

アメリカでは、先にもちょっと書きましたが、小学校の年間行事に組み込まれているくらい一般に馴染んだイベントです。
先生も生徒も仮装をして(怖い系はNG)、校内をパレードして楽しみます。
もちろん、宗教的な意味はありません。

 

ただクリスチャンの間では、やはり賛否両論あるようです。

悪魔が崇拝される異教徒の祝日だとして、拒絶するクリスチャンは今でもたくさんいます。

一方で、多くの教会が、ハロウィンを非宗教的な秋の祭典に置き換えています。
ハロウィンは、子供達がドレスアップし、たくさんのお菓子を手に入れて、楽しい時間を過ごす無害なイベントという訳です。

ファミリーフレンドリーで、楽しいトリック・オア・トリート
こちらの起源も気になってきましたね?キリスト教が関係ないとなると??

トリック・オア・トリートの先例

お菓子を求めて家々を巡るトリック・オア・トリートメントは、アメリカや他の国で人気のあるハロウィンの伝統で、100年以上もの間行われています。
しかしこの地域社会に根ざした儀式の起源は、はっきりと分かっていません。


しかし現代のトリック・オア・トリートメントの先駆けとなったものが、古代ケルトの祭り、ローマカトリック初期の祝日、中世の慣習であった可能性があります。

 

ハロウィンの起源は古代ケルトのお祭、サウィン祭だったというのはお話しましたね。

そのサウィン祭の間、村人たちは動物の皮から作られた衣装で自分たちを偽装し、幽霊の訪問者を追い払いました。
また宴会用のテーブルが用意され、歓迎されない霊をなだめるためのお供え物が置かれたそうです。

ハロウィンのトリック・オア・トリートメントとちょっと似ていますね?

 

数世紀後、人々は、幽霊、悪魔など悪意のある生き物の仮装をして道化を演じることで、食べ物と飲み物を得るようになりました。
この習慣は、中世にまでさかのぼり、トリック・オア・トリートメントの先例であると考えられています。

 

9世紀、キリスト教はケルトの土地に広がり、少しずつ古代異教の儀式と混ざり合い、取って代わっていきました。

西暦1000年、教会は11月2日を「All Soul’s Day(死者の日)」と命名しました。
死者を敬い、祈りを捧げる日です。

イギリスのお祝いの仕方は、ケルトのサウィン祭と似ていて、かがり火と仮装をします。
貧しい人々は裕福な家族の家を訪れ、魂のケーキと呼ばれるお菓子を受け取り、お返しに、その家の亡くなった親戚の魂のために祈る約束をします。

ソウリング(souling)として知られるこの習慣は、後に子供たちがするようになりました。
子供たちは、食べ物やお金などの贈り物を求めて、ドアからドアを巡るようになります。

これもハロウィンのトリック・オア・トリートメントとかなり似ていますね?

 

最後にもう一つ、ハロウィンに欠かせないジャック・オー・ランタン
カボチャをくり抜いて作るお化けカボチャちょうちんについてです。

ジャック・オー・ランタンの由来は怖かった


ジャック・オー・ランタン、この習慣はアイルランドの神話から生まれたものです。

『スティンジー・ジャック(Stingy Jack)』という愛称の男の神話です。
スティンジーは「ケチ」という意味があります。

この神話には諸説ありますが、だいたいのお話はこんな感じです。

スティンジー・ジャックが酒場で呑んだくれていると、悪魔に会いました。
飲みすぎて酒代の払えなくなっていたジャックは、コインに姿を変えるように悪魔に頼みました。引き換えに魂を貰う約束で悪魔が姿を変えると、ジャックは銀の十字架で悪魔が元に戻れないようにしました。
そして10年間、ジャックの魂を取らない約束をさせ悪魔を解放しました。10年経ち、悪魔がジャックの魂を取りに現れました。ジャックは最期のお願いと、木になっているリンゴを頼むと、悪魔は木に登りました。
すかさずジャックは幹に十字架の印を刻み、悪魔が降りられないようにしました。
そして二度と魂を取らない約束をさせ悪魔を解放しました。

やがて寿命が来て、ジャックは死にました。

天国では、生前の悪行がたたり、受け入れてもらえませんでした。
仕方なく地獄へ行きますが、ここでも悪魔との約束から入れてもらえません。

ジャックは天国にも地獄にも、もちろん現世に戻ることもできなくなってしまいました。

暗く冷たい闇の中、ジャックは、くり抜いたカブの中に燃えた石炭を入れ、ランタン代わりにしました。
そして今も生者と死者の世界をさまよっているのです。

悪魔、簡単に騙されすぎですね。

いろいろパターンがありますが、悪魔が2回騙されて、十字架で拘束されて、魂を取らないと約束させられる。
ジャックは天国にも地獄にも行けず、ランタンを手に永遠に彷徨い続けるというのが基本です。

悪魔はしっかりと約束を守るんですね、人間より偉いかも。

 

アイルランドでは、今でもジャック・オー・ランタンをカブで作るそうです。
写真がありました、こちらです。
ミイラみたいで、ちょっと怖いですね。

カボチャで作るようになったのは、アメリカに移民したアイルランド人が、

アメリカにはカボチャがたくさんあったから

だそうです。

カブの写真を見たら、カボチャになって良かった!と心から思いました。
色も可愛いですしね。

まとめ

ハロウィンの由来と起源について、いかがでしたでしょうか。

  • ハロウィンの起源は古代ケルトのサウィン祭、11月1日が新年で、10月31日は死者の霊が地上に戻ると信じられていた
  • 語源はキリスト教の「All Hallows Eve」が進化したもの、でもイベント自体はキリスト教とは関係なし
  • トリック・オア・トリートの起源ははっきりしていない
  • しかしサウィン祭やローマ・カトリック初期の祝日、中世の習慣に似たものがある
  • ジャック・オー・ランタンはアイルランドの神話から来ている
  • 元はカブだったが、アメリカにカボチャが豊富だったので、カボチャとなった

でした。

 

ハロウィンは子供が小学生の時までは熱心にやっていました。
特に小さい時は、カボチャ狩り(パンプキン・パッチ)に行ったり、楽しかったですねー。

 

ジャック・オー・ランタンも、一度だけ作ったことがあります。
スーパーに手作りキットが売られているので、割と簡単に作れたりします。

でも一つ落とし穴がありまして…作って数日で、中が真っ白にカビまして…(TT)(TT)(TT)
もう、もう、ホラーでしたよ、ハロウィンだけに?

後で知ったのですが、カビ防止のために作業が必要だったのですね。
まあ、今となっては、それもいい思い出です<本当に? 二度と作りませんが(笑)

 

それでは、「トリック・オア・トリート」と来た時に、お菓子を渡しながら返す言葉で終わりにしたいと思います。
どうぞ皆さま、

ハッピー・ハロウィーン!!